日の本の下で  究極の一点 Ⓢ への縦の道

『究極の一点』Ⓢ 
神のエネルギーの実在を『フライウェイ』の体験を通して知り、
伝えるデンパ(伝波)者

何かに殉ずるという事.  羽生結弦選手の演技

2014年11月09日 | スポーツ

上海でのフィギアスケートグランプリシリーズの

羽生結弦選手のフリーの演技を見ていて、

多くの人が胸が痛くなるような感じがしたのではないだろうか。

 

棄権すべきだったと大半の人は判断するような

本番直前の大きなアクシデントであった。

 

彼は演技する事を熱望し、多くの転倒をしながらも

最後までオペラ座の怪人の演技を滑りきった。

 

点数が高すぎる事や、周りが止めなかった事など

いろいろと言われているが、

私はめったに見る事のできない

若い魂が純粋に燃焼してゆく瞬間に立ち会えた事を

ただ感謝したい。 

 

神は確かにその人を選ぶかもしれないが、

其の祝福は勝利の中にのみ現れるのではなく、

羽生選手の昨日の演技のように

結末はどうあれ

何かに殉じて生きようとしている瞬間に

より多くもたらされるように感じる。

 

スケートの神様がいたとしたら

私は昨日の演技で捧げられた羽生結弦という青年の魂の燃焼を

神は大いに喜ばれたと私は思う。

 

道を極めようと、命を捧げ生きているその刹那の瞬間を

TVを通してではあるが、世界中の人々が目撃した事を思うと

同じ日本人として、羽生結弦という青年を持ちえた事を誇りに思う。

 

羽生結弦選手 ありがとう。

体を直して、また素晴らしい演技を見せてください。

 

*追記  スポーツ医学の常識では脳震盪を起こして24時間以内は安静にするのが

      常識という事を記事で書ている方がいた。 

      大会専属ドクターが判断するような体制でもなかったのだろう。

      冷静な大人の判断なら、間違いなく棄権すべきであっただろう。

      が、羽生選手はそうしなかった。 この事で彼に後遺症が残ったとしても

      それは彼自身が負うべき事である。

      何事にも代償はある。

      しかし若さゆえの魂の欲求や渇望はそんなリスクを消し去ってしまうほど

      強烈なものである。

      

      昨日私たちが目撃したのは、

      若い魂が抗う事のできない魂の欲求によって

      肉体的常識を精神で乗り越えようとする、

      非合理で、矛盾に満ちた人間的な行為であった。

 

      人は、本能で生きる時ではなく、

      魂の叫びに殉じて生きるている時のほうが

      より美しいと私は思う。

 

      私も羽生選手の体調は心配だ。怪我が選手生命に影響しない事を願っている。

      しかし、美や芸術とはそういう対価を捧げて初めて、

      神の領域に入る事が許されるものではないだろうか。

 

      あの氷上での刹那の瞬間に

      言葉を超えたものを体験できたとしたら

      それは演技者である羽生結弦選手当人しか味わえない

      聖なる祝福のようなものであろう。  

    

      私たちはそれを目撃できる栄誉を預かったのだ。 

      その事に素直に私は感謝したい。

    

 

 

 

 


ブラジル 散る!!

2014年07月09日 | スポーツ

意図的にワールドカップの話題を避けておりました。

 はい。

日本代表は残念でしたね。

ザックの別れの写真は泣けました。

良い人でしたね。日本を好いてくれているのが

画面を通じても伝わってきました。

ザッケローニさん。さようなら。

4年間ありがとうございました。

 

 

まあワールドカップですから

何でもおこります。日本の実力では

データー上想定内の範囲の事が起こったにすぎないでしょう。

 

まあでも期待した気持ちもわかって下さい。

ベスト8に残った国のうちの、フランス、ベルギー、アルゼンチン、

コスタリカには練習試合にしろ勝ち、オランダには

相手に負けを感じさせるほどの引き分けの試合を

ザックジャパンはしていたのですから。

ニマニマしながらワールドカップを心待ちにしていたのも

しょうがないでしょう。

 

残念ながら最大限の期待から最小の現実が生まれたのですが。

スポーツの本質とはそのような残酷なものでしょう。

勝敗が価値のほとんどを占めているのですから。

ソチの高梨選手や、浅田選手もそうですが、

実力とは別に国の名誉が大きくかかる事なので、

地の利や、もともと持っている運とのめぐり合わせが

ワールドカップのような場ではやはり大きく働くという事でしょう。

 

今日のブラジルも勝つとは思いませんでしたが、

ネイマールとチアゴシウバがいなかったにしろ

あんな完膚なきまでの一方的な試合になるとも思いませんでした。

 

日本のコートジボアール戦もそうでしたが、

短い時間での立て続けの失点は心が折れますね。

 

今後のブラジルが心配になるほどの、

開催国の負け試合でした。

 

でもドイツもこれで逆フラグが立ったような気もします。

決勝戦が西欧チーム対決にならない事を

今は祈っております。      アルゼンチン頑張れ!!

 

でもなんか、ロッペンのニヤニヤした顔が

妙にチラツクんだよね。

ウーン  予想よはずれよ!

 

 

 

 


流れでゆくと

2014年06月20日 | スポーツ

またまたワールドカップの話題

ギリシャ戦もまたしょっぱいものだった。

 

しかしこれは流れでゆくと

私的には松木さんと同じで

3-0 で勝利のGL突破フラグのような気がする。

 

ストーリーとして漫画展開ならこうだろう。

 

希望的観測の最たるものだが、

流れでゆくとこんな感じだ。

 

勝利の女神はどう微笑むのか、

完全アゥエーのコロンビア戦が

本当に楽しみだ。

日本代表の健闘を祈る。


サッカーだなぁ。 

2014年06月18日 | スポーツ

コートジボアール戦は残念であった。

 

まあしかし、あれは

自分たちのサッカーが表現できなかったというより、

弱かったと言うべき内容であった。

分析された数字を見ても

(弱かった、支配されたというべき内容であった。)

 

スポーツにしろ、歴史にしろ

全てには流れがある。

 

前半の流れを確実に勝利に結び付けられなかったのが敗因だが

あの2分に起きた事こそ、

サッカーでありもっとも実力が発揮させるべき

タイミングであった。

 

日本がまだまだ実力が不足している事が良くわかったし、

案外大雑把な分析、采配なんだなとわかる試合であった。

 

気合根性で負けたのではなく

試合運びと分析力と対策で負けたとうのが、

私の意見だ。

少なくとも引き分けできた試合を落としたのだから。

 

まだまだ伸びしろがたくさんあると思えば

あきらめがつく、しょっぱい試合だった。

まあスペインにあんな事が起こるのだから、

日本が活躍できなくても、それは単にまだまだ

世界の強豪レベルには達していない事実確認が

出来て良いではないか。

 

オランダのように冷静に相手を分析したおして、

勝ち戦にしてゆこう。

 

ギリシャに対してどんな試合をしてくれるのか、

これはこれでなかなか楽しみだ。

 

日本代表のさらなる健闘を祈る!!

 

 

 

 

 

 


想いが現実になった ワールドカップ

2014年06月13日 | スポーツ

サッカーワールドカップ2014 ブラジル大会がはじまった。

私の世代にしてみれば、

「よくぞここまで来ました。」という

長い道のりを日本のサッカーは歩んできたと思う。

 

想いが現実になった。という言葉が実感できる。

そういううれしい現実が目の前にある。

 

日本にとってワールドカップの出場は

悲願というレベルという冬の時代が続いていた。

 

しかしJリーグが発足し日韓でのワールドカップを開催をへて、

着実に日本のサッカーは花開くところにきている。

 

地道に、外国の監督(ジーコ、オシム、クルピ、ストイコビッチなど)をJリーグに呼び

高校サッカーだけでなく、クラブチームからの育成などが、

実を結んだ結果が、技術の底上げに着実につながっていったと思う。

 

私はサッカー王国と呼ばれていた地方出身なので、

冬は上半身裸でサッカーしていた世代だ。

 

時代は巨人大鵬卵焼きの全盛期で、花形は野球であった。

まさか、サッカーの人気が野球を超える日がくる事は

予想できなかった。

 

中学の頃ベッケンバウアーが全盛期で

数少ない外国人のプレイの映像を見ると、

ワールドカップに出場する国と日本との差がとほうもない事は理解していた。

あの頃は(約40年前)ワールドカップに日本が出場するなど、

夢でしかなかった。

 

やはり転機になったのはJリーグの発足だろう。

そしてリーグ発足から9年後に無理やりでも(実力的に)2002年にワールドカップを開催した事が

今の日本のサッカーに対する国民的情熱を決定ずけたと思う。

 

アマチュアリズムからの脱却とワールドカップ開催が

サッカー界の裾野の拡大とレベルアップにつながった

すばらしい決断であったと思う。

Jリーグが出来て21年、よくぞここまで育ったなと実感している。

 

ワールドカップの出場も5大会連続となっている。

確かにアジアの枠が増えたのが欧州やその他の地域より有利なのは事実ではあるが、

日本がワールドカップ出場常連国までになったのは、感慨深いものがある。

 

 

よく日本人の体格云々が前はよく言われたが、

マラドーナやメッシなど超一流選手には背の低い方々も多い、

(メッシ169センチ マラドーナ165センチ ペレ175センチ ジーコ172センチ)

ようは技術とセンスは体格を凌駕するのがサッカーなのだ。

(今回で言えばネイマールも公称175センチだがそれよりは小さいだろう

香川選手も172、長友選手は170いずれも背は低い。)

 

ようは、日本人にあったサッカーを突き詰めてゆけば世界に通用する事を

証明できる。それがワールドカップという大舞台だ。

 

10年前は想像できなかったくらい海外組も増え、

世界の一流クラブで活躍している選手もいる。

まして監督はミランとインテルの監督だったザッケローニだ。

いい夢が見れる条件は十分整っている。

 

次々出てくる若い才能ある選手を見ていると

これからまだまだ日本のサッカーが伸びてゆく姿が見え、

うれしい限りだ。

 

ワールドカップに出場している今の日本代表を見れるだけで、

私としては十分お腹いっぱい幸せだ。

 

よくぞここまで成長しました。日本サッカー

後は面白いサッカーをこれからも見せてください。

ザッケローニ監督のサッカーは十分見ていて面白いです。

こんな面白い日本サッカーは長い代表でもはじめてですよ。

お礼を言いたいです。

4年間ありがとうございました。

 

ザッケローニ監督は欧州とのパイプからなにから

日本代表を底上げしてくれたなと思いますよ。

まあディフェンスはあれですが。。。

それを含めて、面白くわくわくする日本代表になったと思います。

 

日本代表のワールドカップでの健闘を祈っています。

日本サッカーに栄光あれ!!