近所の交番。

午後、歩きに出るついでに例の空港で拾ったデジカメ持って
国道の交番に寄った。お巡りさん３人、暇そうにしていた。

少し面倒な事になるだろうな、と予測していたが、お巡りさん
どのように対応するか興味深々、わくわくして。

事情を話し拾ったデジカメを出すと応対の巡査が年長の巡査と
相談しはじめ、やがて若い方が何処へやらＴＥＬ。延々と事情
話している。電話口押さえ長時間待機したりして。

しばらくして電話に代わって出てくれと受話器渡された。

～～署のカイケイ（確かそう言った）の何某でございます。と丁重。
国際法によりますと海外での拾得物に関しましては日本国では
お預かりできない、みたいな事を言う。

しめた、面白い、と思った。その返事、ある程度予測していた。
当事国で届けるのが当然だから。自分からそうでしょ！と念を押した。

しかし、台湾桃園国際空港イミグレーションで出国手続きを済ませ
中に入った所での拾得。形式的には台湾国外ではないか、それなら
そこは何処の国なのか、またそこの公安を探せばよかったのだろうけど
早朝、疲れていてだだっ広い搭乗場で言葉も通じないのにそれは無理。

帰国後、落着いてからデジカメ作動させたらご婦人の映像や動画には
日本語らしき言葉が入っていた、拾得物横領になっては困るので届けに
来た、と説明。・・・しばらく電話口で待たされる。相談している模様。
・・・やがて、とりあえず一時預らせて下さい、と丁重。

若い巡査に電話代わる。なんかまた長々と話してた。その間、年長の
巡査と雑談。

最初に拾得物届けに来ました！と入った時、正式な複写の用紙に
下敷きを当てて記入しようとしていたのに、事情がわかるとそれは
閉じ、Ａ４くらいの紙片に２行、台湾、桃園空港、イメグレション（か
なんか）デジカメ取得。とメモ。それだけ。
住所、氏名、は手製の名刺、置いてきた。

大阪に台湾の領事館かなんかあるんですがネェ・・・と、迷惑そう。
知っとる。何回も行っとる。あれは観光事務所みたいなもの。
とにかく渡してきた。一時預ります、と預り書もくれない。
ドアを開けてくれ２人、表まで丁寧に見送りしてくれた。

１時間ばかりして西宮近く歩いていたら携帯に～～署の何某から
かかってきた。大阪の台湾事務所のような所へ連絡したら、当方は
関係無いと言われまして、で、しばらく預らせていただきます、と。
・・・当たり前ジャ！！。

今津のヤマダ電機、ジョウシン、鳴尾のコジマ、デジカメを見に
３軒、へ巡る。同一機種、ヤマダとコジマで６千円の価格差。
コジマ、値切れと言うことか。　　１万８千歩は歩き過ぎ。疲れた。

・ついでに・
村上春樹の新作小説「１Ｑ８４」上下巻、本日発売。
出版社の戦略見事！！。中身、全く未公表でいきなりベストセラー。
価格知らないが２冊で４千円くらいか。誰か買ったら見せてくれ！！。