翌朝。品よく立つ看板。夜間なかなか見えず。 コの字に引っ込んだ所に民家、「ナマステ」
大阪の31歳青年。発つ時、柳澤氏にくれぐれも自分にヨロシクと。
昨夜おかげで大変楽しかった、の言、大いに嬉しい。
ドミトリー、奥が自分、手前、彼。
ナマステ、3~4軒隣の映画館。「駅前シネマ」・・・名前がいい。
雪の中、前夜だるまで貰った傘さしながら延々歩いた。滑らないように
注意深く。多くの人は長靴。スニーカーではきつかった。
近江町市場。まだ午前早かったせいか人少なし。
どこの店も蟹蟹蟹・・・。
イベントスペース振る舞い七草粥。大きな寸胴4~5杯炊いていた。
取材TVカメラ6台、新聞社カメラマン3~4人。
食いたかったがたぶんお昼から。まだ9時過ぎ。
バスで香林坊。
大和百貨店。どうしてもやはり昔の店が気になる。香水。
たぶん5年前からリニューアル無いと思うが美しくいい店。
香林坊の由来が書かれた碑。
5年前と同じ構図でシャッター頼む。
犀川大橋を渡り歩いていると西茶屋町の表示。老眼鏡かけるの面倒なので
マップ見ずいつも勘だけで歩く。探すのにチョッと苦労。
ほとんど人ケ無し。美しい通りなのに。
入場無料の看板に惹かれ入る。入口、左の受付に3人もおばちゃん
居たのには驚く。誠に丁寧に「ゆっくりしていって下さい」と。
見事な結構の建物だった。客間は二階に2部屋、下に1部屋。
部屋の外、控えの間か。
昼飯を食おうも周辺適当な店舗が無い。
あてずっぽうにドンドンたぶん西に。大きなショッピングセンター。
雪降りしきる。ビール一本と。食後、M氏と重い電話。
室生犀星記念館の道標あったので向かうもたどり着けず。
金沢の道は本当に難しい。戦災で破壊されてないから昔の城下町道。
そのうち自分の居るところが分らなくなった。
犀川を目指し尚歩いていたら御影大橋というのに出た。
さすがにマップ出し、見たらJR金沢駅、近いみたい。が融雪の
べとべと道、歩けども歩けども。
市内には「ふらっとバス」という一方方向回遊バスが4路線ある。百円。
あとで気付いたのだがもう少し歩けばたぶん金沢駅。女性センターバス停
見つけ乗車。なんと延々来た道逆行でJR金沢駅。
駅から今度は東の方向、バスで浅野川目指す。小橋下車。
前夜、だるまのママさんにぜひ行きなさい、と教わっていた。
本店。ここの水あめがいかに美味しいか、ママさんに聞いていた。
あたり誰もいない。ガラス越しに覗くと狭い陳列スペース。ニコリともせず
中年の女性がこちらを見る。ひるんで入れなかった。
金箔屋。「箔座」。あめ屋から徒歩10分弱。金のお茶室見学無料の看板。
入って、しまった!と思った。広く美しい店内。客一人も居ない。
美人の女性がぜひ上がって茶室を見てくれ、と。
4畳半、お水屋も金。風呂釜純金。実用は無理だと。
横に(板の間)正座し懇切丁寧に説明してくれる。こちらはたぶん椅子に
坐っていたと思う。思いっきり恐縮し、説明終わると逃げ出そうとした。
温かいお茶を入れましたのでぜひ、と。種を抜いた梅干と上等塩昆布2~3片、
金箔2~3片入り。思わず、なんにも買いませんよ、と。にこやかに、皆様
さようでございます、と。
美味しくいただき又逃げようとすると、ぜひ箔の加工実演させますので、と。
箔打ちの職人、本日お休みをいただいており申し訳ございませんが・・・。
箔切り他。手の甲に金箔乗せてくれ少しこするとたちまち皮膚に吸収。
お口汚しに、と帰り際、金箔入り飴を3粒。あまりの美しい接待に超恐縮。
日本は観光立国、立派にやっていける。
徒歩10分程の支店に金の蔵がある。ぜひ見に行ってくれと。
東茶屋町。これは本通りのようだったが細い通りにも茶屋。京都祇園の茶屋
より美しく整っている。規模、明らかに広く大きいと思う。正面卯辰山。
金箔屋多くあるのだが箔座の支店分らなかった。疲れていて探すのが面倒になった。
ここから金沢駅まで帰るのにまた往生した。来た道を逆行すればすぐなのに
変な道をうだうだと歩いた。20分弱で下車したバス停に行けるのに1時間ほど
かかった。土地の人なら金沢駅まで歩いていけたろう。小橋より金沢駅。
先にナマステに行き2500円支払い荷物を置き、また居酒屋だるま。
地の先客1人。勝手に出してくる突き出し、前夜より豪勢。一品多い。
駅にあめ屋の出店あると。翌朝土産に購入。土産を買うなんて超レア。
そう、午後、小橋に周回する百円バスに乗った時、娘とお孫さん2人連れた
おばさんが居た。孫2人降車ボタンを押したく延々騒ぐのが面白く見ていた。
アレ、このおばさん、昨夜のだるま屋の・・間違っていたら・・声かけなかった。
近江町市場で下車された。よく似ているなぁと。
先客に、東京から娘が孫を連れて・・・と話してる。
午後、バスに乗り、近江町市場で降りられませんでした?・・・エッ!!。
それから突き出しが上等になったのかな、同じ本数、同じ金額。
店を出て教えてもらったコンビニ(駅周辺にもコンビニメッチャ少ない)で
500㍉4本つまみ種々買い、宿へ。
京都から4人と富山から2人客。土鍋とガス台持込で鍋の準備していた。
京都4人は「Gojo Guest House」のスタッフ。富山は
その友人。みんな柳沢氏の知己。
右から柳澤氏、続いて4人京都、左2人富山夫婦。Vサインお嬢さん、韓国で
お父さん会社数社経営と。日本語ちと心もとない。
大いに遠慮したのに入れ入れの大合唱。豆乳鍋の美味しいこと!!。
あったビール、持参のビール飲み尽くし、彼らの焼酎、2本、ほとんど
飲んだのかな。その内柳澤氏消え(自宅は別の所だとか・・・数キロ)
午前1時過ぎまで騒いだ。
彼らの京都のゲストハウス、必ず泊まりに行く、と約束。
左、ケンちゃん。2人、別にカップルでもないみたい。
富山の夫妻。年の差一回りほどだったかな。奥さん妊娠5ヶ月。
ケンちゃん、川崎に居る甥の衆とそっくり。髪型、髭、目付き含めて。
驚くほど似ていた。
左端、61歳、独特の雰囲気持った京都の人。
まぁ長い旅行記。書いていて風邪を引いた。残り、元気なら明日。
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