僕のワンダフル・ライフ（日本語吹替版） 監督/ラッセ・ハルストレム

【声の出演】
　高木 渉（ベイリー/バディ/ティノ/エリー）

【出演】
　ブリット・ロバートソン（１０代のハンナ　声：花澤 香菜）
　ジョン・オーティス　　（カルロス　　　　声：落合 弘治）
　デニス・クエイド　　　（大人のイーサン　声：大塚 明夫）
　ペギー・リプトン　　　（大人のハンナ　　声：松岡 洋子）

【ストーリー】
ゴールデンレトリバーの子犬ベイリーは、少年イーサンに命を救われてからいつも一緒に過ごすようになり、彼と強い絆を育む。やがて青年に成長したイーサンは大学入学で故郷を離れ、ベイリーは年老いて死を迎えるはずだった。だが、ベイリーはイーサンに会いたい一心で何度も姿を変えて生まれ変わり…

【西京極の評価】
まず言っときますが、僕は犬好きで家では２匹飼ってます。ですが…この映画では感動もしなかったし、泣きもしませんでした。その理由は簡単です。犬がしゃべるからです。これは日本語吹き替えが不自然だとかそういう問題ではないです。犬の気持ちを全部台詞でしゃべってしまったせいで観る側が犬の心を解釈する余地をなくしてしまっている。それは映画としてあまりに拙いし押しつけがましい。せっかく犬たちが良い演技してくれているのに…。同じ犬モノならディズニーの短編アニメ『犬とごちそう』の方がいい。もし犬の台詞がなかったら…☆４つになったかもしれないな。

【総合評価】　☆☆★★★（満点は☆５つ）
　ストーリー　☆☆★★★
　演出/演技　☆☆★★★
　映像　　　　☆☆☆★★
　音楽/音響　☆☆☆★★