我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

三匹目のドジョウ

2022-12-06 04:01:28 | うたごえ、カラオケ、他音楽

柳の下に三匹目のドジョウはいなかった、

ワールドカップのクロアチア戦

残念ながらPK戦の末負けてしまった、

対ドイツ戦、対スペイン戦に続いてクロアチア戦も

奇跡の再現を願ってテレビ観戦を諦め

寝てしまった、

結果は

この戦いに勝利して

恐ろしいほど国中が盛り上がる

空想は覆された、

残念至極、

だが私の中では昨日までのこの盛り上がりに

重なる気になる出来事がある、

歌が受けている、

賞賛を浴びている、

嬉しい反面恐ろしくもある、

一昨日はうたごえ広場で「赤いグラス」を

みんなの前で歌った、

けなすことはあっても褒めることをしない

伴奏者兼指導者の先生が

❝良かったよ❞の一言、

昨日は連れ合いを伴って隣町のスナックに行った、

ママの商売上の賛辞は別にして

毎回一定の手ごたえは感じていたけど

昨日は決して他人を褒めることをしない

暗に俺をライバル視している感のおじさんが

❝にくいねえ~❞なんて声を発した、

歌った曲が「母の鞄」というど艶歌、

この曲はカラオケ仲間の一人が得意とする曲だったので

自分は避けていたがその彼は不幸にして半年ほど前に

この世を去ってしまった、

暫くぶりに思い出してユーチューブで歌うと

意外と気分が乗る、

そこで繰り返し練習を重ね人前で歌ったという訳だ、

今仲間の一人に大会に出場するように勧められている、

出場申込書まで渡されている、

自分の歌が大会で通用するのか

大会が私にとって三匹目のドジョウになりうるのか

思案に暮れているところである。

                                      「銀波荘」ロビーの飾り棚