我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

大塚国際美術館

2022-12-07 14:49:33 | 写真 及び絵画

本四架橋巡りのハイライトが最終日に

来るとは思わなかった、

大塚国際美術館はとにかくすごい、

私の筆などでは到底表現しきれるものではない、

高松空港に降り立ってレンタカーで巡った

過去3日間の旅とて充分満足していた、

鳴門海峡大橋も渦潮も見ごたえが有った、

2日目の丸亀城、瀬戸大橋も申し分のない

被写体を提供してくれた、

夜はまた赤穂の名旅館「銀波荘」で

料理と景色と最高の持て成しに

夢のような一夜を過ごした、

3日目は赤穂城址や大石神社に歴史を偲び

明石海峡大橋のスケールの大きさに圧倒された、

そして

淡路島の国民休暇村「南淡路」に目覚めた

4日目は鳴門大橋を渡って再び四国の地を踏んだ、

最後の目的地は大塚国際美術館、

私はこの美術館の正体を全く知らなかった、

それは鳴門海峡近くにあって

美術館の規模では国内最大級、

美術館の建物が山に埋め込まれた格好で地上2階、地下3階の

これまでに例を見ない不思議な構造、

建物の構成上入り口は地下3階になっている、

入り口を入ると正面に

バチカンの原寸大システィナ礼拝堂が現れ

ミケランジェロの描いた天井画、壁画が見る者を

圧倒する、

兎に角世に知られたルネサンス期の名画、名作(壁画など)

ばかりか世界26か国190余りの美術館が所蔵する

古代壁画から現代絵画までの至宝を陶板の原寸大で再現、

その数:1,000点、

到底書ききれないので代表的な作品を列挙する、

B3階

システィナ礼拝堂、エル・グレ祭壇衝立、聖テオドール聖堂、その他、

B2階

ヴィーナスの誕生(ボッテチェリ)、最後の晩餐、モナ・リザ(ダヴィンチ)、

夜警(レンブラント)、真珠の耳飾りの少女(フェルメール)、裸のマハ(ゴヤ)その他、

B1階

ゴヤの家、ゴッホの7ッのヒマワリ、笛吹く少年(マネ)

落ち穂拾い(ミレー)、接吻(クリムト)、叫び(ムンク)、その他

F1階

シャガールコーナー、ピカソのゲルニカ、レンブラントの自画像の数々、

また山の頂上部がF1階に当たるが

モネの池を模した「大睡蓮」と

題する庭園が有りカフェ&レストランで憩うことも出来る、

        システィナ礼拝堂

              裸のマハ(ゴヤ)

          笛を吹く少年(マネ)

          ヒマワリ(ゴッホ)

       モナ・リザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

         最後の晩餐(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

      真珠の耳飾りの少女(フェルメール)

                                             夜警(レンブラント)

                  モネの睡蓮の池を模した屋上庭園の一部