12月1日(金曜日)
早朝6時前東窓のカーテンを開けると
外は薄闇の中、
上空は黒いような青いような
それでいて透明感のある上天気、
東80度ほどの高さに明るい星ひとつ、
夜明けの明星であろうか?
防寒着をまとって散歩に出かけた、
この日で10日ほど朝の散歩が続いている、
毎朝出かける前は億劫さと快適さの狭間で逡巡する、
だが結果は日の出前の空の移り変わりを
この目で確認したい気分が勝って出かけた、
出かけてしまえば足取りは快調だ、
師走初日の朝の冷気が顔を包む、
月は中点を過ぎて3割ほど欠けているが
晴天の中で結構明るく輝いている、
自然は美しいとしみじみ思う、
こんな美しい自然を味わわなければ
一生の損失とさえ感じる、
土手を東に向かって歩くと
川の流れが鏡面となって白く反射している、
川筋遥か前方には筑波山の山影が見える、
160キロの遠方だ、
見逃せない景色、
スマホを取り出してシャッターを押した、
この美しい景色と心地よい朝の冷気が
俺の体内に英気となって沁み込んでくる、
こんな景色に魅せられて朝の散歩は続いている。
ある日の朝焼け