我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

年賀状を投函した

2023-12-31 07:16:54 | 老いの暮し

          太陽の反射を特殊なレンズで写したもの   

12月30日(土曜日)

今日こそ年賀状を書いてしまおう、

と朝から固い決意で臨んだ、

もう何十年もこんな年瀬が続いている、

だから年末は苦痛でたまらない、

賀状を書かなければ年が越せない気がして

それが脅迫観念となって自分を苦しめる、

字を書くことが苦痛だからに他ならない、

書けば書いたでその出来栄えに落ち込むばかり、

そこにジレンマがある、

毎年気持ちに余裕をもって書こうと

年賀状は12月の初めには買い求めるが

なかなか書く気持ちにならない、

今はパソコンでやるから手書きの時より

比較的にスムーズに出来るが

それでも早めに終わらせようと言う

気が起きない不思議なジレンマがある、

これを手書きの頃から引きずっているのだから

不思議な性癖である、

それをやっと昨日克服した、

9時頃から今年受け取った賀状の中から

対象者を選び出し表面の印刷をする、

2時間程も要してしまった、

午後から裏面のデザインの選定、

文章の考案、

以下のような文章になった、

❝世界は度重なる自然災害に慄き

 21世紀のこの時代にあってよもやの戦争

 に苦しめられている、

 人類の進化など一部の愚か者によって如何に簡単に

 破壊されてしまうものか、

 これは教訓として次世代に生かしてほしい、

 そんな世の中にあって我ら高齢者の務めは

 自分のことは自分でをモットーに健康に気を付けて

 明るく生きたいものである❞

 

私には年賀状をポストに投函した時ほど

ホッとするひと時はない。