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我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

老鶯(ろうおう)

2022-08-01 11:33:19 | 俳句、短歌、及び文芸

2021/8/28

                     短歌 他 文芸
 
「ヒデさんの句」にコメントをつけて

メールしてから2日目

可なり強烈な返信が来た、

“句を評価するには歳時記は必需品、

 少しは季語の勉強をして然るべきだ、

 鶯は春の季語だけど

 老鶯となると夏の季語になる”

とのお𠮟りだ。



適格なるご指摘痛みいります、

そうなんです、

私は短歌しかやったことがないから

ついつい季語のことは頭から

抜け落ちてしまいます、

歳時記の一つもあって無駄ではない

ことをつくづく感じているところです、


ところで貴殿の下の句についてですが


“宅地化に 傍の老鶯 声悲し”


“鶯”は春の季語、

“老鶯”は夏の季語だとのこと

初めて知りました、

なるほどね!

“老”と“悲し”に響きあうものを感じて

 goodです、

しかしですよ、

宅地化の進んだ 夏 の住宅街に

鶯が出てくるものだろうか

と言う疑問が湧いてきます、

句の主題は宅地化を悲しむ作者の心情を

鶯に託したものと解釈しました、

しかも自分の身に引き寄せて

鶯 を 老鶯 にしたことに

無理があったのではないかと

感じていますが

 如何 ?


 8月25日  べんけい
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       小幡郷カントリークラブ
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