10月の多摩湖とユッカラン
自分で言うのも変だが
粋なキャッチフレーズを思いついたので
タイトルに使ってみた、
以下の記事は
“老いの繰り言”
と思って読んでくれればいい。
暮れの一日
朝方散歩に出かけた、
30分ほど歩いて
膝に違和感を感じ始めた、
今年の夏に思わぬことから
車のクーラーで膝を冷やし
それが原因で膝に水がたまり
整形外科で水を抜いてもらった、
一時的には痛みも遠ざかり
治ったかに思えたが
少し長い距離を歩くと痛みが再発する、
若いころなら人間の持つ治癒力で
回復するのであろうが
歳を重ねると治癒力とて衰えるのであろう、
それを感じて一時
もう 散歩は無理なのではないかと
絶望的な思いが脳裏を駆け巡った、、、
だが
待てよ、
今まで通り歩こうとするから
無理なのであって
ペースを落としてゆっくり歩くか
それとも
距離を短縮して歩くか、
いずれにしても
絶望的な考え方はいい結果にはならない
と思い至った、
ところがどっこい
若い頃から体力に自信のあった
輩(やから)ほど絶望的な考えに陥りやすい、
同年代の高齢者とゴルフをしていて
感じることである、
夕方
来年の手帳を買いに本屋に出かけた、
その帰り道
花屋さんの前を通りかかって
ふと思った、
ここのところわが家には花が
全くない、
鉢植えの花でも買って帰ろう、
ところが買いたいような花はなかった、
チューリップの球根が目についた、
買おうか買うまいか
散々迷った挙句
買った、
そうだ
これなら今は花はないが
咲くのを楽しみに待てばいい、
喜びとは
そんなものではなかろうか?
蒔かぬ種は生えぬ、
人生の喜びも然りである。