カカ様が富岡の整骨院に行くと言うので
アッシー君を引き受けた、
富岡はわが家から20キロほど離れた隣町、
予約制だから待たされることもない、
40分ほどの施術を受けて帰り
好天に誘われてどこか見知らぬ道を
走りたくなってわき道に入った、
そこは関東平野の北西部に位置した妙義山の麓だ、
妙義山は危険な岩山で標高は1,100メートルある、
その手前一帯には標高100メートルにも満たない
小山の連なりが縦横に続いている、
小山と小山の間には幅の狭い平坦部が有り
集落が有り道がある、
山に囲まれた集落の一本道に降り注ぐ太陽は
見るからに日溜り感が有り郷愁を誘う、
田舎の匂いそのものだ、
田舎に似合わぬ朱塗りの建物があった、
車を停めて写真を撮った、
脇の看板には
「厄除け、開運、大日尊」と書いてある、
集落の守護神であろう、
カカ様と二人
お賽銭も上げずに拝礼した。
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