柳の下に三匹目のドジョウはいなかった、
ワールドカップのクロアチア戦
残念ながらPK戦の末負けてしまった、
対ドイツ戦、対スペイン戦に続いてクロアチア戦も
奇跡の再現を願ってテレビ観戦を諦め
寝てしまった、
結果は
この戦いに勝利して
恐ろしいほど国中が盛り上がる
空想は覆された、
残念至極、
だが私の中では昨日までのこの盛り上がりに
重なる気になる出来事がある、
歌が受けている、
賞賛を浴びている、
嬉しい反面恐ろしくもある、
一昨日はうたごえ広場で「赤いグラス」を
みんなの前で歌った、
けなすことはあっても褒めることをしない
伴奏者兼指導者の先生が
❝良かったよ❞の一言、
昨日は連れ合いを伴って隣町のスナックに行った、
ママの商売上の賛辞は別にして
毎回一定の手ごたえは感じていたけど
昨日は決して他人を褒めることをしない
暗に俺をライバル視している感のおじさんが
❝にくいねえ~❞なんて声を発した、
歌った曲が「母の鞄」というど艶歌、
この曲はカラオケ仲間の一人が得意とする曲だったので
自分は避けていたがその彼は不幸にして半年ほど前に
この世を去ってしまった、
暫くぶりに思い出してユーチューブで歌うと
意外と気分が乗る、
そこで繰り返し練習を重ね人前で歌ったという訳だ、
今仲間の一人に大会に出場するように勧められている、
出場申込書まで渡されている、
自分の歌が大会で通用するのか
大会が私にとって三匹目のドジョウになりうるのか
思案に暮れているところである。
「銀波荘」ロビーの飾り棚