我 老境に入れり

日々の出来事をエッセイと写真でつづる

モチベーション

2023-12-20 15:42:22 | 老いの暮し

           渡良瀬遊水地にて

 

やる気が無くなった、

何事をやるにも積極的にやりたい

と言う気が起きない、

生きる気力が無くなったとでも言うのであろうか、

これこそ高齢化の顕著な表れであろう、

残念ながらそんな状態が続いている、

ブログを書こうにもテーマが思いつかない、

以前なら書こうと思えばそれなりにテーマが

思い浮かんできた、

それが無くなった、

つまりは自己表現の意欲が

湧いてこないと言う事であろう、

裏を返せば周りが自分に反応しなくなったと言うか

自分が何をやっても世間は微動だにしない

と言う事が分かってきた、

ではこれまでは世間の反応が有ったのか

と聞かれるならばあったと答える、

それがどうして世間の反応を感じられないのか?

その一つに

耳が遠くなってテレビドラマの会話が

聞き取れなくなったのがあげられる、

音量だけの問題ではない、

会話が聞きづらくなって

理解が追いついていかなくなったと言うか

理解しようとする努力をしなくなったと言うべきか、

これはテレビ上だけの問題ではない、

雑踏の中で行われる会話はすべてそうだ、

雑音ばかりが耳に残って会話が続かない、

目についても然りである、

はっきり見えないので曖昧なままに

やり過ごすことが多くなってい来た、

こうして人は世間から

少しずつ遠ざかっていくのであろう。


思考回路の崩壊

2023-12-15 19:18:07 | 老いの暮し

 

             葦原の道(正面は男体山)

 

12月15日(金曜日)

未明の6時

外はまだ暗い、

ゴルフバッグを車に積んで出かけた、

天気は数日前からこの日は朝から雨の予報、

小雨がパラついてフロントガラスの視界を遮る、

ワイパーを作動させる、

だが連続で作動させるほど雨は降ってない、

そこで間欠作動に切り替えようと思ったが

その仕方が全く分からない、

思い出せない、

一瞬 あれ? 

おかしいなあ~

普通に使っていた操作を思い出せない、

どうすればワイパーが間欠作動するか?

暫くあれこれいじっている内に

やっと思い出した、

この車には間欠の間隔を変える仕組みが有って

それが連続作動とほぼ同じ間隔になっていたので

間欠作動の操作を忘れていた、

こんな単純なことが思い出せなくて

あれ、、、?

俺の頭

思考回路が崩壊してるのでは、、、なんて

不安が過った。

 

そう言えばゴルフの成績も悪くなる一方、

今日も集中力を欠いたミスの連発、

3パットが3回、

4パットに至っては思わずパターで

自分の頭を小突いてしまった、

ドライバーが全く芯で打てない、

スライスボールばかり、

当然距離は出ない、

同伴者からは置いて行かれるばかり、

どこに問題があるのか

考えが纏まらない、

今日の成績は

今年ワースト:106打

ゴルフをやめたくなってしまった。


朝焼け

2023-12-06 15:40:52 | 写真 及び絵画

写真は渡良瀬遊水地、

これは洪水対策用に作られた遊水地で

大半は栃木県域に属するが

一部は群馬県、埼玉県、茨城県域に属するか

或いは隣接する広大な遊水地である、

最近2回(11/11と12/1)に亘って

朝焼けの風景写真を掲載した、

そこで思い出したのがこの写真である、

一眼レフで撮ったちょっと以前の写真だが

収録したCDが見つかったのでアップした、

写真のデータ

撮影日:2012年2月19日、

時間 :6時27分

 

思い出に残る1枚である。         


黎明(れいめい)

2023-12-05 05:02:50 | 老いの暮し

12月1日(金曜日)

早朝6時前東窓のカーテンを開けると

外は薄闇の中、

上空は黒いような青いような

それでいて透明感のある上天気、

東80度ほどの高さに明るい星ひとつ、

夜明けの明星であろうか?

防寒着をまとって散歩に出かけた、

この日で10日ほど朝の散歩が続いている、

毎朝出かける前は億劫さと快適さの狭間で逡巡する、

だが結果は日の出前の空の移り変わりを

この目で確認したい気分が勝って出かけた、

出かけてしまえば足取りは快調だ、

師走初日の朝の冷気が顔を包む、

月は中点を過ぎて3割ほど欠けているが

晴天の中で結構明るく輝いている、

自然は美しいとしみじみ思う、

こんな美しい自然を味わわなければ

一生の損失とさえ感じる、

土手を東に向かって歩くと

川の流れが鏡面となって白く反射している、

川筋遥か前方には筑波山の山影が見える、

160キロの遠方だ、

見逃せない景色、

スマホを取り出してシャッターを押した、

この美しい景色と心地よい朝の冷気が

俺の体内に英気となって沁み込んでくる、

こんな景色に魅せられて朝の散歩は続いている。

               ある日の朝焼け