西山よしおからのメッセージ

愛知県津島市、市議会議員としてこの地域の将来を考え、皆さんの意見を取り入れ、還元できる方法を提言できる場にいたします。 

Ⅰ、市民病院に関する件、「待ち時間」の解消について

2011-12-01 14:31:34 | Weblog

「病院へ診察に行く」ということは、当然、目的は「病気を治しに行く」ということで病気に対する不安や悩みの軽減であり、「医師と患者のコミュニティーの充実」が患者の医師に対する満足度として病院の評価にも繋がる訳です。

次に、病人の苦痛と言えば、待合所が混雑して「待ち時間」が長い事。「ある程度の待ち時間は仕方ない」と云う「忍耐とアキラメ」があるものの、患者さんによっては「待ち時間」のストレスやイライラを解消する(少しでも軽減する)手立てはないものか、訴えてくるのです。

患者の「待ち時間」に対する不満は単に時間だけのことだけでなく、

(1)、長くここにいると、インフルエンザ等、院内感染が心配、

(2)、他に用事があるので、早く済ませたい、

(3)、待ち時間を有効に使えないか、と云った問題。

病院側にも

(1)、「自分の順番がいつ来るのか」と云った、受付への問い合わせや「自分だけとか、わが子は早く診てほしい」と云ったクレームや

(2)、順番が来て呼び出しても患者が来ないなど受付業務に支障をきたすと云った問題がある。 

(3)、「待たせてはいけない病気・待ってもいけない病気」もある。不整脈・マヒ・発作等の救急患者(急患)にはどう対処するのか。

 

仮に、外来患者40人に対し、1人の医師の配置と云われ、8時間労働で単純計算しても患者一人に12分程度、割り当てられ、その時間内で診察からカルテを書き、薬の処方からスタッフへの指示・次回の診察予定を患者に伝えなくてはなりません。実際には診察が数分で済むとは思われません。入院患者もいます。

事実、大病院ですと40人以上の患者数は当たり前、医師に対する外来患者の数は圧倒的に多く、診察以外にも患者や家族からの電話相談、薬局や他の医師からの紹介の対応にも時間が割かれる訳です。救急患者や検査、これらすべて医師が対応していますので、おのずから(結果として)、「待ち時間」はどんどん長くなります。

 

先程の電子カルテシステム導入による「待ち時間」の短縮を期待するものですが、それでも「待ち時間」のイライラ解消にはどうしたらイイのか、市民病院ではどう対策をとられているのか聞かせて下さい。

例えば、「呼び出し番号と待ち人数がわかるシステム」であり、診察の順番待ちが一目でわかる表示モニター・自動音声アナウンス方法がありますが、他に改善の余地があるとすればいかがか、見解を求めるものです。