新生クラブ 西山 良夫
市民病院に関する件
質問
電子カルテ導入に関わる諸問題について、導入目的、費用対効果、今後の運用と展望はいかがか。待ち時間解消についての改善方法は。
市民病院事務局長
電子カルテシステムは患者情報を一元管理、共有化する事により、診療支援や患者への説明にも有効、健康管理・予防にも役立つ。また、看護業務の効率化、医師業務の軽減を図り、保健センターや他の機関とのネットワークの構築に有効である。システム連動により、待ち時間の短縮に今の順番を知らせる表示の他に誘導システム等患者に理解していただけるよう検討する。
公共事業投資に関する件
質問
社会資本整備(老朽化対策)について、地元業者の育成と指導・公共工事の透明性と入札方式の改革・契約の適正化の取り組みを問う。
市長
近年、社会資本も老朽化、多くが更新時期を迎え、計画的に行っていく必要がある。迅速的確に把握、実行するために副市長2人制とし、安心安全・身の丈に合ったまちづくりを進める。
総務部長
公共工事における入札、契約方式の改善については事業執行課ではなく財政課において検査し、漏えい防止や公正な審査・評価を確保している。
地元業者で対応できる工事については受注機会の確保に努めていく。
建設部長
公共施設の老朽化対策の取り組みについては緊急輸送道路・指定路線を重点に、安全確保・快適性の維持、また橋梁の長寿命化を図っていく。今後、予防的対応で計画的に、点検結果を基に補修工事を行い安全・円滑な道路交通を確保していく。
質問
震災時の水の確保と安全性、老朽化が心配される水道管の更新について、取り組み状況を問う。
上下水道部長
震災時、断水は避けることが困難、飲料水は1人1日3リットル3日分を備える。水道法に安全性は規定されているが異常があれば水質検査を行う。水道ビジョン等を策定し、計画的に施設の更新・耐震化に取り組む。多額の更新事業に対し、料金改定の議論も避けて通れないと認識している。