さくらんひめ東文章

指折って駄句をひねって夜が明けて

楝と卯の花

2014年05月22日 | 植物



今日散歩の途中に植物園によると栴檀の花がだいぶ散っていた。


比較的原形をとどめている花を拾い集めてみた。





センダン科の落葉高木


高木なのでミニ双眼鏡で観るとまだ枝には花が残っていて、そして万葉集の歌が。





妹が見し楝の花は散りぬべしわが泣く涙いまだ干なくに  (山上憶良)


大好きな「夏は来ぬ」の歌詞にもある

この楝は栴檀のことだそうだ。


楝ちる 川べの宿の
門遠く 水鶏声して
夕月すずしき 夏は来ぬ~♪


五月やみ 蛍飛びかい
水鶏鳴き 卯の花咲きて
早苗植えわたす 夏は来ぬ~♪













卯の花 ウツギ


アジサイ科の落葉低木


センダンとウツギで思い出すのは2008年だったか住吉大社に詣でたおり、


ちょうど駅前の公園のセンダンが満開で、住吉大社の卯の花苑にある色とりどりのウツギがとても美しかった♪♪♪


昨日は小満 蛍もとびかう時期となり、もう季節は夏に入っていることに今さら納得している今日この頃。