どこにも悪いことをする子はいるので、又かといった感じしか持たなかったのですが、被害を受けた生徒の学校の校長先生の談話の中に、18才の男子は当校の卒業生、助手席で消火剤を吹きかけた女子15才は当校の在校生だと言う。
その在校の生徒に対する今までの対処の仕方に、これが全てではないだろうと思いたいが、「メールで絶えず連絡を取っていたのですが」とありました。
精神的にまだ未熟な児童たちを育てる義務を負った学校という組織が、不登校児に携帯のメールで指導していたと言うから、これにはびっくりです。
中学生が携帯を学校へ持っていくことさえ問題だと思うのに、教師側が携帯へメールを送って指導をしていたとは恐れ入った考え方だ。
教師が生徒に不登校で面接が不能であれば、家庭訪問という手がある。
家庭訪問が出来なければ、教師からの手書きの手紙で「心配してるよと」コンタクトをとればいいだろう。
要するにスキンシップをしない教師になんとなく違和感を覚えるのです。
携帯がどんなに普及したとしても、せいぜい連絡事項の伝達ぐらいに留めるべきだろう。
教師と生徒とは、教師から絶えず声を掛けて、生徒の反応を確かめなければ、それが出来ない教師は、教師たる資格は無いと考える。
日本の国を背負う人間を育てる一番大切な中学生の時期には、スキンシップを出来る教師が求められているのではないか。