腹の立つ事ぼやきブログ

今の政治は腹の立つ事ばかり。せめてブログでぼやかせて。

各新聞の小泉評価抜粋

2005年09月18日 14時48分56秒 | 政治
今回の衆議院解散に当たり、8月6日と9日に各新聞が小泉首相を批判した記事を次期の選挙のためにも記憶にとどめるべきなので、あえてこのブログに記載しました。

Y新聞
参院で法案が否決されたからと言って衆院を解散しても、参院の構成が変わるわけではない。
参院の否決を衆院で覆すためには3分の2の賛成が必要だ。
だが衆院でそれだけの勢力を確保することなどおよそ非現実的だ。
今選挙をすれば国政選挙の流れから民主党に有利と見られている。

A新聞
衆院で可決された法案が参院で否決されたからと言ってなぜ小泉首相は解散する姿勢を取り続けるのか国民には分かりにくい展開だろう。
分裂選挙になれば自民党は苦しいし、何とか政権を保ったとしても小泉氏が再選される保障はない。
民主党に政権を奪われる可能性だってある。

S新聞
郵政法案を否決した参院を解散するのが筋だが、その規定がない以上、衆院を解散して国民に信を問うこともやむを得ない。
三位一体改革、有事法制、拉致問題、憲法改正、靖国神社参拝、など中途半端ではあるが過去の政権が手を付けられなかったタブーに切り込んだ。
又郵政民営化を争点にすることは、賛成派と反対派と峻別することになり自民党の改革政党になるチャンスだ。

A新聞
郵政民営化のみならず、4年余にわたる「小泉自民党」政治そのものを問い直し、改めて有権者自身が政権を選択する。そんな衆院選になるなら意義は十分ある。
又小泉自民党か岡田民主党かを、政策を通じて有権者が選ぶ政権選択の土俵が整う。

N新聞
政治的な空白が生じるのは好ましくないが、ここまで政界が混迷に陥った以上、衆院解散により国民の声を謙虚に聞いて政治は出直すべきだ。

落下傘・刺客候補と言われることについて

A新聞は、
著名人なら誰でもいい。なりふり構わぬ擁立にそんなあざとさを感じる有権者もいるだろう。
忙しい仕事を持っている人に、どれだけ国政に専念する覚悟があるのか。従来のタレント候補とどう違うのか。
さらに、小泉首相は女性を次々と送り込んだ。それは小泉首相流の目くらまし作戦でほんきでパートナーとして考えているか疑わしい。

S新聞は
旧来型の選挙や地元利益優先の政治に風穴を開ける可能性がある。近代的な組織政党に生まれ変われるチャンスでもある。
さらに、「地盤、看板、かばん」が必要だった方式が影を潜め地縁や血縁のない落下傘方式が増えてきた。
自民党の古い体質を払拭し、政治と金の悪弊を断ち切れば意義は小さくない。

結局のところ結果から判断して、S新聞が一番妥当な記事内容であった。





中国軍機が侵入した!

2005年09月18日 13時36分44秒 | 日記
中国軍機が、今年8月に、複数回にわたって東シナ海上空で日本の防空識別圏に侵入し、日本の迎撃機が緊急発進していた。という新聞のニュース。

今、中国は、日本に対して靖国の問題、教科書の問題でいちゃもんをつけ、自らは、春暁のガス田開発、原潜の日本領海侵犯、尖閣諸島問題、日本大使館襲撃など勝手なことを行なっている。

さらにロシアとの大規模な合同演習を実施したり、潜水艦やミサイルの増強など、この平和な時代に、どこと戦争をするのか心配になる状況下にある。

すでに日本の米軍軍事施設を捉えたミサイルは配備済みという。
中国よ何を考えているのか。
日本は平和ボケしているからいざとなったときひとたまりも無いだろう。

日本も戦後60年、もう自国防衛の軍隊を持つべきであり、日本を脅かす国に対しては、ミサイルの設置も必要なのではないか。

戦争を引き起こす愚かさは日本の指導者にはないと思うが、侵略に対しては断固許さずの構えは速やかにするべきではないか。

テレビでの評論家の弁に呆れる

2005年09月18日 12時21分53秒 | 政治
テレビで、実しやかに弁を振るう評論家?たちには呆れるばかりだ。

三宅久之氏が、今回の自民党の勝因について「小泉マジックに国民が踊らされた結果だ」と発言している。
ふざけるな!神聖な選挙で投票した人たちを愚弄するのか君は!

又自民党員であるはずの平沢勝栄氏は、「水戸黄門劇のやり方でドラマを仕立てた」発言。
あなたは自民党員でしょう、小泉さんはあなたが所属している党の長ですよ、自分の親分を批判してどうするのですか。
自民党の看板を頂いて今回当選したんでしょう。
そこのところをわきまえないと、次の選挙では皆あなたに投票しませんよ。

国民には、小泉首相のここ4年間に為してきたことが良く見えているのです。
旧自民党に辟易していた国民が、野党に求めていた政治の改革を、自民党員である、しかもその党の総裁に見出したのです。

小泉首相の政治姿勢が、清潔で、利権、金権の影も無く、国民を直視して政治を行なっているという、小泉首相に対する信頼感の投票であることを、「平沢さん」理解したほうがよろしいのではないでしょうか。

テレタレ評論家さんたちへ
国民の判断を愚弄するようなコメントは、公共の電波では避けるべきです。

上坂冬子に物申す

2005年09月18日 11時40分46秒 | 政治
産経新聞9月10日13面に,作家の上坂冬子氏のコラムが掲載されていました。

石原慎太郎氏の「日本よ」という題名のコラムに、A級戦犯の靖国神社への合祀に異議があるとあったことについて、上坂冬子氏は真っ向から反対を唱えている。

石原氏も上坂氏も戦勝国による裁判を取り上げているが、その論理とは別の次元で私は合祀に反対をしている者です。

A級戦犯の靖国合祀問題は、隣国からの突き上げとは関係なく、日本国内で賛否を問うべきではないだろうか。

私のブログで以前にも書いたことですが、赤紙一枚で父や兄を戦地へ引き立てられ、残された家族の悲惨さ、戦地で心ならずも死んでしまった人、無事帰れても私の父のように復員まもなく大病に寝込んでしまった人、空襲、又沖縄のように玉砕した一般人など、何も反論も出来ないまま国民はどん底に追い込まれてしまった。

国民を悲惨な状況に追い込んだ当時国政に携わった人たちは、当然厳罰を受けるべきであり、たとえ死刑になろうとも永久に英雄視してはいけない人たちだと思うのです。

上坂冬子氏は「国内外の不毛の靖国論議に止めを刺すべく日本は独立2年目に自らの手で戦犯問題は解決済みだということを政府見解として近隣諸国へ通告すべき」
とコラムを締めているが、まったくその考えは誤りであり、その前に国内で問題を総括すべきではないでしょうか。

赤紙一枚で死んでしまった云わば「国の政治の誤り」の犠牲者と同じお社に、戦争を始めた赤紙を発行した張本人たちを祀っているのは心情的ににもどうかと思います。

近隣諸国に気兼ねするのではなく、国民に気兼ねをして合祀問題を解決すべきではないでしょうか。

私は年に数度靖国神社へ参拝しております。
あのように厳粛な雰囲気のある神社へ私の叔父が祀られていることに「良かったね」と言って帰ってきます。
しかしそこにA級戦犯が同居していることには、いつも不愉快な思いを抱いてしまうのです。