YKKと元盟友とまで言われた加藤議員が、日本と中国との現状の国家摩擦は、小泉首相の靖国参拝が70%の要因としてあるというような発言をしている。
果たして、国会与党の自民党員でありながら、公然と自分の組織の長を非難する発言をして良いのか疑問に感じると同時に、その発言に何の根拠があるというのか。
過去に中国に招待された経緯があり、親中派であることは理解できても、現状の中国の行動をどのようにみているのか。
日本に事前の通告も無く、日中中間線付近の石油ガス田開発を強行しすでに生産体制に入っていること、
そしてその周辺に軍艦を出没させたり、航空機の侵犯、潜水艦の領海侵犯、ロシアとの上陸を想定した大規模な共同軍事演習、日本のアメリカ駐留施設へ照準を合わせたミサイルの配備、ロシアから潜水艦の購入など軍備の驚異的な拡張など、まだある、日本のガス田の試掘に対して、強行に反対し軍の投入も辞さない発言もあり、一食触発で戦争にもなりかねない状況を作り出している。
中国は以前、アメリカのユノカルの買収をもくろんで、アメリカ政府やアメリカ世論の猛反発に、もろくも挫折した経緯があるように、今のなりふり構わぬエネルギー確保をする一党独裁の中国は、昔の帝国日本のような怖さを私は感じているのだが。
又、ロシアとの共同演習は、台湾や日本へ攻撃のための演習のような気がしてならない。
加藤議員にお伺いしたいのですが。
小泉首相の靖国参拝が行なわれなかったら、これらのことがすべて友好的に解決するというのですか。
あなたはこれらのことについてのあなたの解釈はまったく発言していない。
ただ現政権が悪いというだけでは、万年野党の共産等や社民党にも劣るのではないか。
あなたの主張する中国と友好的にしかも対等に対処していくには、どのような手段があるのか、自民党の「獅子身中の虫」にならないためにも、中国と対等に渡り合うにはということについて、加藤議員に総理大臣になったつもりで所信を表明してほしいと思っている一国民の声です。