吉牟田日日

宮崎県西部の山間部「吉牟田」の日々を綴ります。

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灰汁巻きですが、チマキと言っています。

2014-05-05 | 食・レシピ

故郷を離れてみて、故郷の常識が全国基準ではなかったと知ることはよくあります。

5月のお菓子と言えば「チマキ」。
毎年筍の季節になると、筍の皮をチマキ作りの為に洗ってとっておいたものです。
昔は今のように連休がまとまっていなかったから、休みはチマキ作りに明け暮れて終わっていました。

しかし、この「ちまき」。正式には「あくまき」なのです。
灰汁でもち米を煮た、鹿児島・宮崎の伝統のお菓子かな。
ず~っと「ちまき」だと思っていたのに、熊本モンに「それは「あくまき」。「ちまき」じゃなか」と指摘され気が付きました。

    002aku

そして、よその土地やテレビで、いわゆる標準の「ちまき」を見て、
「洒落てるなぁ~」と思いました。

    004amaki

でも、年をとると「あくまき」が美味しく感じるんですよねぇ。
特に端っこは火が良く通っていて、ぷるんぷるんになっていて美味しいのです。

鹿児島・宮崎(南部の方)にはこの時期に多く出回っています。

コメント (2)
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