鹿の食害が著しい吉牟田。
電気柵やらネットや鉄網を高く張り巡らせて見るものの、侵入されることも珍しいことではありません。
花を植えても翌日には食べられているし、庭ですら囲いがないと花も育てられない始末。
そんな吉牟田でド~ンと花を咲かせているのが「ジキタリス」。
この花は鹿に食べられずに堂々と育ってくれます。
園芸用に栽培していましたが、どこかで種か苗が落ちてしまったのでしょう。
別名を「キツネノテブクロ」とも呼ばれています。
ジキタリスには毒があると言われているので、鹿も食べないのでしょうか?
ただ、不味かっただけなのでしょうか?
ジキタリスと同じく、鹿に食べられない花としては「ブルネラ」があります。
ブルネラも数年前に園芸用に栽培したものが、いつの間にか増え、鹿も食べないので気ままに増えて、初夏の頃から休耕田を花畑にしてくれます。
他にもシソ、カモミール、ゴーヤの実、唐辛子(実はらべられないが葉は食べられる)は、
鹿が食べないようです。
鹿が食べない作物って他にあるのだろうか・・・
「しょのむ」とは、鹿児島弁で「嫉妬」とか「やきもち」「ジェラシー」という雰囲気の言葉です。
竹やぶに白い子猫がいたのを、引き取り手が見つかるまでの間、預かることにしました。
我が家のミケとはちがって、真っ白の子猫は愛らしくてたまりません。
家族はそれこそ「ねこかわいがり」と言う感じで白猫を囲みます。
白猫も最初はピーピー泣いていましたが、次第に人間に愛らしい仕草で寄ってくるようになると、ますますミケと比べては褒めちぎります。
終いには、「あいつがいなけりゃ飼うのにな」とか、「あいつをあげて、この子を飼おう」などと言い出す始末。
我が家のミケ猫さまは、白猫が気に入らず盛んに威嚇をします。
サイレンのような声を出して、「シャーッ」「ファーッ」と勇ましく(?)ヒステリック(?)に威嚇をするのですが、白猫ちゃんには効果なし。
小さな白猫ちゃんに対して大人気ない行動をするので、家族はますます白猫ちゃんを可愛がります。
あまりにも白猫ちゃんを可愛がるので、ミケ猫さまは落ち着くなく家を徘徊しては、人間にすりよってみたり、白猫のいる場所を伺ったりと、威嚇して強がっているのに居場所をなくしているのはミケさんのようでした。
一人ぼっちになっていくミケさんがちょっぴり不憫でしたが、大人げなく仔猫を威嚇するのがカッコ悪く見えたりして・・・。
一晩預かり引き取り手が見つかった白猫さん。
白猫ちゃんがいなくなってようやく安どした我が家の三毛猫。