ついに橋完成！！

西日本は大雨が続いています。
近年の雨の降り方が異常ですね。

私達にとっても大雨は深刻な問題です。
吉牟田は山の上の方にあるわりに、水がわき出て水の豊富な集落です。
至る所に小川があります。

ハウスのある畑の横を流れる「山の神川」という小さな川が、
だんだんと土地を削り川幅を広げてきました。
昔はほんの小川だったのに・・・

畑はどんどん削られていくけれど、その対策をしてもらえるほど市には
お金がないのです。
吉牟田よりも酷い具合に崩れた場所の工事もままならない所もありまして
無理は言えないのでした・・・。


２００９年からコツコツと家族で川の補強工事をしていました。
２０１１年には市から材料支給があり、素人ながらに工事をコツコツとすすめました。
（工事は自分たちでやらねばならない）

２０１３年はいよいよ工事の集大成
今回の工事は、市から支給された材料がちょっと立派なコンクリート製のものでした。
（しかし今回も工事は自分たちでしなくてはなりません。）

今回は、オサム君とその次男君、マトバさんが工事に加わり、かなりのスピードで
工事が済みました。
（いや～早くにはかどった！　うちの家族とちがって仕事が分かってる）
土地を削り広がり過ぎた川の幅や流れを出来るだけまっすぐに
調整しました。

　　　

護岸工事は水の少ない２月に済んでいましたが、橋をかける作業が残っていました。

　　

橋は自分の畑を行き来する為の物なので自費で用意。
再び、ど素人の家族に「ワーワー」喚きながら指示をしての作業


　　　 
鉄板を敷いて、
コンクリートで補強して完成


山での生活にはこうした作業が幾度となく必要となります。
道具を揃えるのにお金がかかりますがよ・・・

さよなら、スクール・・・

　　　

この夏、吉牟田の学校が取り壊しになりました。
事前に計画は知っていたものの、いざ学校が無くなるとあまりのサッパリ具合に、
戸惑ってしまいます。

キャンプ場として使われていた校舎には多くの人が来て下さり、
ノートにコメントを残してくれていました。

　　　　

学校があっという間に解体され、校庭はアスファルトで固められました。
草刈りの手間は省けるようになりそうですが、その変化にちょっと戸惑う～。

　　　　
因みに春に撮影した取り壊し前の校舎の姿。

　　　　

校舎は無くなったけど、キャンプ場の設備はまだ残してはあるので、
日帰りキャンプなどはいかがでしょうか・・・。