秋は吉牟田の収穫の時。
吉牟田はキャベツ畑と花を育てるハウスが主にあります。
秋の初め頃はキャベツ農家の出荷が佳境に入り、
稲刈りが終わったころから、花の栽培農家は出荷作業が忙しくなります。
各農家、様々な花を育てています。
どこの農家もパンジーは栽培しているようで、各農家様々な色のビオラやパンジーを育てていて、
花の色に個性や好みが出ます。
我が家はパンジー、ハボタンも栽培していますが、何と言ってもこの時期のメインの花は
プリムラ・ジュリアンです。
毎年、長年作っていますが、今年はどうも勝手が違っていました。
育苗箱から、ポットに移植してから全く成長しなくなり、日に日に弱りどんどん枯れてゆく・・・
こんな経験は今まで一度もありませんでした
なぜ今年のジュリアンはバタバタと倒れてゆくのか・・・。
様々な薬や活力剤をやりましたが、悪い勢いは止まらず心が折れる日々。
何故なんだ~~~!!!!
暑さが収まったころ、ようやく悪夢は去りましたが、コロナの影響などで売れ行きがどうなるのか不安も
残ります。
吉牟田で色別に選別して、麓のハウスに運びます。
麓のハウスの一角に敷物を強いて、吉牟田から運んできた出荷する花を並べておきます。
蕾の数や葉の形状などをチエックして、出荷に向いている花を、7~6色を組み合わせ、28本詰めにして出荷します。
吉牟田でもこの作業はできないことはないのですが、雨が降った場合の作業スペースがないことと、
吉牟田では遅くまで作業ができないので、麓まで一旦運んでいます。
いろいろあって、昨年に比べて、出荷量はかなり減る見込み・・・。
出荷してからコロナの影響がないように、祈る思いで福岡方面に送り出しています。
花は手入れすればするほど綺麗に咲くと言いますがその通りですね。
急激にコロナの感染者が増えて来ました 影響なければいいですが...
状況を見守る以外有りませんね。
自ら掛からないよう気を付けましょう。
ただ、コロナが心配で生産量を減らしてしまったのが無念です。例年通り栽培しても良かったかもしれない・・・。と、思ったりして。