平成の終わり、吉牟田に木材ブームが到来しました。
ここ数年、木材の価格が上向きだということで、えびの市内でも木材を切り出す光景をよく見かけます。
10年くらい前までは、木を切って売りたいが、運び出しや人件費を計算すると、マイナスになってしまう・・・。
木はどんどん成長していって、家に倒れたら大変
でも、伐採してもらうとお金もかかるし・・・
という悩ましい状況が改善されつつありました。
そこで、我が家も訳アリの木を伐採することにいたしました。
吉牟田はビニールハウスが多いためか、世帯数のわりに電線が張り巡らされていて、
電線に囲まれてどうしようもないけれど、切りたい木がありました。
この木材ブームで吉牟田にも伐採業者さんが来てくれたので、さっそく、
元牛小屋の隣にそびえたつ木を伐採してもらうことに。
樹齢70年くらいだと言われているけれど、かなり大きい杉の木。
業者さんによれば、杉は40~50年くらいがいい価格になるという。
あまり背が高くなると、節が出たり枝が多くなったりして使い勝手が悪いのだそう。
しかし、この杉があることで、夏場に雷を呼び寄せているような気がして、
害獣対策の電気柵の機器を何度ダメにしたことか・・・
業者のお兄さんが一人でささっと作業にとりりかかります。
電線を外してもらっているので、電力会社さんも待機。
1時間もしないうちに大きな杉は切り倒されました。
さっぱりしたというか・・・家のぼろが目立つというか・・・。
トラックに積み込みやすいように切られ、運び出された杉の木。
(他の家の木材と一緒に小林の市場にもっていかれるという事らしい・・・。)
年輪を数えてみたら、90本あったような気がする・・・。
60~70年くらいだと思っていたが・・・。
数を数えるのも怪しくなってきたかな・・・・。
何だか寂しいなぁ…
山のほうは夏に切っていたけど、家の方は電線を下す作業が年末になったので。