春先だったと思う。
一人の女性と知り合った。
割と年も近い感じがしたこと、雰囲気的に似ていると感じたことなどから
話してみたいなと思ったのが、その女性とメール交換することになったきっかけだった。
そしてその人は「切り絵」や「読書」などが趣味だと教えてくれた。
そのどちらにも私も興味があったので進んで話しかけ質問もした。
以来、私も切り絵にすっかりハマってしまった。
紹介してもらった切り絵の本を見ては、カッターナイフで画用紙を切ってみる。
時間はかかっても、自分がカッターナイフを一生懸命動かして切っていくことで
形がだんだんできていくことが楽しい。
すっかり夢中になり、時間がたつのも忘れるぐらい没頭した。
何作品も次々に挑戦した。
ところが・・・ところが・・・思わぬことがおきた。
なんと、カッターナイフを抑えて力を右人差し指に入れ過ぎたのか
人差し指がしびれたようになってきたのだ。
なぜ、こんなにしびれたようになるのだろう?
そう思って調べてみたら、
「正中神経の障害の疑いが強く、手根管症候群である可能性が高い。手根管症候群は初期や症状が軽い
場合人差し指や中指だけにしびれが起こる場合があります。
手首から手の平の真ん中に正中神経という神経が通っている。この神経は手首のあたりで骨のトンネルを通りますが
手の使い過ぎなどが影響してこの部分で神経が傷むことで指先にしびれをきたす病気。」
と出ているではないか!
そうか~私は切り絵に熱中するあまり、ほとんど休むことなく手を動かし続けてしまったからなあ。
治療としては「なるべく手を使わないようにすること」という。
切り絵ができないのは残念だが、少しは休まないとな・・・。
何でもやり過ぎてしまうのは良くないんだな。
自分で自分を痛めつけているということだから、反省反省。