今日から10月
猛暑続きだったが、この頃やっと少し涼しくなってきた。
秋冬野菜の種まきをいつすればいいか?と悩んできたがやっとできると判断。
カブ・ダイコン・キャベツ・ニンジン・シュンギクなどなど種まきを開始。
種まきしたら、水やりも欠かせない。
これまでは、野菜が枯れないようにするために水やりが必要だったが
種まき後は発芽を進めるための水やりが必要だ。
我が家の畑は、家から少し離れたところにあるため
ほとんど毎日のように水やりに出かける。
隣の畑を作っているおじさまには、野菜作りのヒントをもらうことも多い。
先日、畑で青じその始末をされているのを見た。
私は思わず「少しシソの実をいただけませんか?」とお願いしたところ
「ああ~いいよ!いるだけとりんさい。シソの実のふりかけを作って、ご飯に混ぜおにぎりを作るとおいしい。」
そう言われて、欲深い私はたくさんいただくことにした。
心の中で
”そうか~~、おにぎりの中に入れて食べたらきっとおいしいに違いない。
少し作るのもたくさん作るのも手間はあまり変わらないだろう”
と思ったからだ。
その日、早く帰宅しなくてはならなかった私は
シソの枝ごと切って持ち帰ることにした。
葉がつき実の部分だけではないのでかさばる。
それで紐でくくって持ち帰ることにした。
ああ~~~なんて大雑把な行動なのか、と思いながらもそれでかまわない気分だった。
しかし、家に帰ってから実を枝から外す作業に入ったとき
実をとるだけの作業以外のことに時間をとられて
結局は仕事はスムーズに進まなかった。
それでも持ち帰った分だけは実を取り外したのだけど・・・。
翌日のこと、また畑でおじさまと会った。
「昨日家にシソを持って帰ったが、うちではいらんと言ったからこれをあげよう。」
と言われ、ビニル袋いっぱいのシソの実をいただいた。
持ち帰ってみてびっくり!!
なんと、おじさまは実がついている細い枝を1本ずつ丁寧に切り離しておられたのだ。
私の大雑把さとは全く違う始末の仕方だ。
う~ん、とてもこまめなんだな。
すぐに実を取り外す作業をしてみたら、前日とは大違い。
仕事がはかどるはかどる。
指で実のところをスッとなぞるようにしていけばいいだけなのだから・・・。
仕事はこんなふうに丁寧にすることが大切なんだろうな。
つくづくそう思った私だった。
おじさまの仕事のやり方を見せてもらって
大切なことを一つ教わった気がした。
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