猛暑日が続いている。
九月になったというのに、日中の暑さは異常なほど。
そのため私の日課である「ランニング」は朝早くすることにしてから久しい。
そもそもこのランニングは自分の体調を整えるために始めた。
外を走って太陽の光や植物の緑、それに虫の声などを見聞きすることで
心が癒やされるのを感じた。
そして汗を流すことで体の中にたまっている毒素のようなものが流れ出ていくようにも感じた。
それ以来である、私は走り続けている。
どうしても気分の乗らないとき以外は走るようにしているのだ。
もう何年続いているだろうか・・・、二十年近くになるか?
今も、たまにはマラソン大会にも参加する。
これは一応の目標として設定する。
なぜなら目標があることでより走る気持ちが高まるからだ。
今朝も朝早い時間から外を走り終わり、軽くストレッチをしていた時のことだった。
犬の散歩をして通りかかった人から声をかけられた。
「かっこいいねえ~、さっきそこで出会ったのに、
もうここまでぐるっと回って走ってきてるんだからすごい。そのパワーがすごいね!」と。
いえいえ、そんなことはありません。かっこよさとは縁がありません。
私はただ走っているだけなんです。
他の人より速く走ろうという気持ちも薄い。
実際男性と比べるとどうしても走力の違いを強く感じます。
私が誇れるのは、それでもくじけずに走り続けているーということ。
汗びっしょりで帰ってきても、
汗を流すことでいやなことも汗とともに流すことができる気がします。
それからね、ランニング後の冷たい水でのシャワーがとても気持ちいいのですよ。
「う~~~、気持ちいいねえ、走った後のシャワ~最高!」
「私の足ちゃん、今日も頑張ってくれたね~。」
と言いながらご機嫌になる。
こうして朝の恒例行事が終わるのです。