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初めてのカプセルホテル

2023-02-28 08:16:58 | 自由人 元気に気まま生活を送る

世の中に、カプセルホテルというものがあることはだいぶ前から知っていた。

 

今回マラソンレースに出ることを決心したのが遅く

一般にホテルと言われるいわゆる宿泊目的のホテル予約をしていなかった。

そこでいろいろ調べているうちに、

カプセルホテルに空きがあり予約できることを知り予約した。

 

人生初のカプセルホテル。

受付入り口に立った時内心ドキドキ、

利用の仕方すら知らないままに宿泊することに。

 

宿泊代を支払い、カードキーを渡された。

部屋着を自分でとってから自分の部屋があるところを見つけるためウロウロ。

複雑な形状の建物で、進路はまっすぐでなく、どちらに進めばいいのか分かりにくい。

 

それでも少ししたら、受け取ったキーと同じ番号の書いてある部屋を見つけられた。

 

おお~~~~こんなふうになっているのか!

部屋全体がベッドじゃないか!

テレビはある、ヘッドホンもあるぞ。

音が出ないようにしてテレビを見るのだな。

ん?鍵もかかるのか、大事な荷物があるから鍵がかかると安心だ。

でも、部屋の入り口はロールカーテンか・・・。

天井は低いから、ちょっと狭苦しく感じるな。

頭を打ちそうだ。

そんなことを心の中で呟きながらグルリと見回す。

 

体勢をかえようとしたとたんに、天井?に頭をぶつける。

おっとっと~~~、ごめん上の人。

 

荷物を鍵がかかるところに入れてから探検に出かけることにした。

トイレはどこだ?

洗面所は?

シャワー室の様子はどうなんだ?

一つ一つ確認。

どこもとてもきれいで清潔感あふれていた。

安心した。

 

やがて、次々人が入ってきたような気配が感じられるようになってきた。

フロア全体はたいへん静かでいいのだが、

室内履きの薄いスリッパで歩くと音がする。

 

自分で歩いてみても音がする。

できるだけ音を立てないように歩いてみても

ザッザッザッ・・・というような音がする。

これは大変だ。

こんなに静かな空間では、

リュックの荷物を取り出すためジッパーを開け閉めする音さえ響きかねない。

ゆっくりした動作でリュックから荷物も取り出した。

 

こんなふうだったから、飲食スペースに入った時にはホッとした。

ここもみな静かに飲食したり、パソコンを使って仕事をしたり勉強したりしている。

だが、身体はのびのびできるし、飲み物も自由に飲める。

ここはいいなあ。

しばらくそこで過ごすことにした。

 

早め早めの行動を心がけ、なるべく音を立てないようにして、早く寝た。

 

それがどうだったのか分からないが、夜中に目が覚めトイレに行ってみたら

スタッフがトイレ掃除をしたり、使用済みのタオルをひとまとめにして運んでいたりするところにであった。

清潔感を保つために、夜中にも仕事をしているんだな。

大変だろうに・・・、お世話になります。

 

こうして私の初めてのカプセルホテル体験は無事に終了した。

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自分で決めることの大切さ

2023-02-24 11:20:57 | 自由人 元気に気まま生活を送る

しばらく出かけていた。

息子のところの第二子が誕生するというので手伝いに行っていたのだ。

 

三才になる第一子の女の子の孫の世話や

息子と孫のための食材買い出し・食事作り・洗濯掃除などの家事が私の役目だった。

 

ところが今回苦戦したのは、三才の孫の世話。

生まれてからずっとママといっしょに過ごす時間が長く

ママが大好きな子で、お風呂に入るのも、夜寝る前に本を読んでもらうのも

寝るのもママと一緒でないと機嫌が悪くなる。

 

そんな様子だったから、ママがいない間は大変だった。

パパが孫娘の世話を中心になってしたのだが

なかなかうまく世話ができない。

 

ある朝のことだった。

丁度仕事が繁忙期で

息子(パパ)が保育園に連れて行こうとするのだが

大好きなパズルをずっとやり続けたい孫娘はやめようとしない。

 

パパは、わが娘に強く言うこともできず、イラついいていることが分かる。

 

私は孫娘の顔を見ながら話しかけてみた。

「○○ちゃん。パパはお仕事がとっても忙しいんだって。

 パパを助けてあげない?

 保育園にパパと一緒に行くならパズルをやめる。

 私と一緒に保育園に行くならまだパズルをやる。

 どっちがいい?」・・・と。

 

少しの間孫娘はモジモジしながらも考えているようだった。

 

が、しかし、私が言ったことが分かったようで

パズルをやめて保育園に行く準備を始めたではないか!!

 

ほ~~~、三才の子も、自分で決めるって大事なことなんだろう。

私はそう思った。

自分で決められたということが

これから、孫娘にとって、自分の自信になっていくのではないか?

とてもスッキリした顔でパパと一緒に出かけて行ったのを見て

私は嬉しくなった。

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