幸せに思う事

終活ちょいなか暮らし

翼の折れた天使に心が折れる介護職

2020-05-14 | 日記

Nokさん、仕事だから黙って我慢してるけど、仕事じゃなかったら文句言いたいよ」

フィリピン人介護士のMNが呟く。


機械浴を一緒にしていた時、利用者さまが「お前、今なんて言った!」とMNに手を上げた。

理不尽な話である。


翼が折れると悪魔になる利用者様と

心が折れても天使でいる私たち。


認知症と分かっていても辛くなる毎日。

それでも笑顔を絶やさず頑張っているMN

「旦那に介護職ってどぉ?って聞かれても何も言えないよ!」


私みたいにひとり暮らしだと言う相手がいないけど、

聞いてもらえる相手がいるのに言えないなんて歯痒いよね。


利用者様と私たちに共通してるのは、

コロナでストレス発散が減少し、

気持ちの行き場がないって事。

早く、外出や面会謝絶が解除してくれれば良いのになぁ。






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