


好奇心に魅力を感じていた仕事から手を引き、今は介護士を生業としている。
当然、残骸が一杯ある。
まぁ、売れ残りと言って良いのだけど、
とっても価値のあるものばかりである。
つまり、高額の為、衝動買いをする人は「探していたものに出会ったコレクターや一目惚れで懐に余裕のある人」である。
去年、一目惚れして頂いてから5年目で購入いただいた方がいる。
ナガ族(ナガランド)とカチン族(ミャンマー)の布だ。
もう最後のギャラリー展示になるので、思い切って断捨離の値段をつけた。
すると、「やっぱりご縁ねぇ」と毎年来ては眺めて帰っていた方が「思い切って買うわ!」それで、安くなった分カチン族の布も一緒にお買い上げくださった。
その布と殆ど同じ布が掲載されている写真集も付けた。日本では手に入らない貴重本である。
「私はコレクターじゃ無いから」と心に言い聞かせて布とのお別れ。
幸せなのは、額装してリビングに飾ってくださるそうだ。
さぁ、それで今回、タイ🇹🇭チェンライ県にあるNGO「さくらプロジェクト」の代表からメッセージが入ってきた。
関わってから20年以上の付き合いになる。
昨年からリニューアルしている「さくらミュージアム」に本や布が欲しいというのだ。
細やかだが改築費用にと寄付はしていた。
「本は寄付します」と申し出た所、
「布などミュージアムに展示出来そうなものは買い取らせてください」というのだ。
布以外に、銀の装飾品などもある。
売れば総額❓十万円になる代物である。
しかし、もう仕事を辞めてしまって今の所メルカリ以外に売るところは無い。
まぁ、ポロポロと売れてはいるが、さすがに(まだ出品はしていないけど)高額な布はどうかな?

※チン族 カチン族 ミャオ族


出品ボタンを押した途端
「待ってました!」の如く売れたのにはビックリ‼️
本棚に眠っていた、殆ど開いてもいない本もある。
資料として集めていた本を、とうとう手放すことにした。
少数民族と染織関連は一生の仕事になるのかと思っていたのに、紆余曲折、
興味が失せてしまうと惜しむ気持ちも薄れて、
必要としている人の元に行った方が本も幸せ。
飾りじゃないものね。
断捨離も後半に入り、就活と重なってきた。
資料として保存していた蔵書、
これから少しずつ出品してみよう。


身の丈に合った(身長150cmのチビ)
肩に力を入れない支援がモットーの私。

買って消費することも支援。

復興再開できる日を待ち望んでいます。
がんばれ熊本!