昨日の午後から降った雨が今朝上がって、林の中はしっとり(じっとり?)してました。
バス通りにほど近いところにかなり大きなハリエンジュの木が、前から斜めにはえていたのですが、それが昨晩倒れたようで、急遽その倒木の撤去作業になりました。やはり前から倒れかかっていて、本当は今日作業しようとしていたハリエンジュは、とりあえず次回に後回し。大きな幹の切り出しや枝の取り払いなどで、大勢で作業しましたがゆうに2時間はかかりました。昨晩は特に強い風が吹いたわけでもありませんでしたが、斜めになっていたので、頭の重みに耐えかねて倒れたのかもしれません。
その他に、林内にものすごく増えて林を暗くしているアオキやヤツデを間引く作業も行いました。こちらは、時間切れで、残りは来月に持ち越しです。
中央の斜めになった黒い木が、倒れたハリエンジュ
木のてっぺん部分の枝葉を切り落とします。
大きな枝を切ったり、枝葉を落としたり。ハリエンジュはとげがたくさんあるので、作業はかなりたいへんです。
雨でしっとりした林にはたくさんのカタツムリがいました。これは結構大きかった。
6月14日ついに関東地方も梅雨入りしましたね。今年は全般的に遅いです。長引かなければいいですが…
さて11日(金)に今度の定例作業会の作業内容を見極めるための林の下見に行きました。ついこの間新緑がきれいだなぁといっていたのに、もう今はすっかり茂って、ちょっと草や常緑樹のアオキなんかがぼうぼうとしている感じ。勢いを感じますね。
しかしながらがっかりすることも。多分子供の仕業だとは思うんだけど、倒木や枯れ木で作ったベンチやテーブルが、またもや壊されていました。今回はかなり手荒な感じ。折角、涼しい木陰で腰掛けて小鳥の声でも聞いてもらえたら、と思うのに、残念です。今度修理するときは、もう少し頑丈にしなくてはいけないですね。
崩されてしまったテーブルとベンチ
林の中。アオキがずいぶんと増えました。この3本の木のうち、両脇の白っぽいのはカクレミノ、かなり大きな木なのですが、くっついてはえてしまっています。本当は間引いたほうが良さそうです。さてどうするか…
5月30日、中原ふれあい防災公園と隣接林で開催された「ワクワクわんぱくプレーパーク」に秋山市長をお招きしてプレーパークの名前のお披露目と基金の寄付贈呈のイベントがありました。昨年3月に約965万円の基金を市に寄付しましたが、引き続き皆さんのご協力で406,123円となりました。初めの目標の一千万円を超えましたので今回の2度目の基金贈呈となった訳です。
秋山市長からは「通算一千万円、約三千人の方の寄付というのは柏市では前例が無くたいへん重い意味を持つと思います。林は一度破壊すると再生が出来ないもので、保全にはお金がかかりますがこのような市街地ではお金をかけてもやっていかなければならないことと思っています。皆さんのこのような活動が、市民全体に広がっていって欲しいと思っています。」と大変前向きなお話を頂きました。
その後林の中をご案内し、林の整備や植生などをご覧になりこの林の良さを評価しておられました。
基金の活動は市による隣接林保全が確実になるまで続きます。ご支援ご協力、よろしくお願いします。
2回目の寄付金贈呈式 基金の片岡代表から秋山柏市長へ目録が手渡されました。
林の中をご案内。
基金の詳しいことはこちらから→http://homepage2.nifty.com/nokosoh-hayashi/
問い合わせなど→事務局04-7174-3335(山口方)