ジムニーの足回りをリフレッシュしましたが、問題発生です。
四駆にして、40km以上の速度で走ると、ゴゴゴーという異音と、フロアの振動が発生します。
色々調べると、フロントのプロペラシャフトが怪しい感じです。ショップに相談しましたが、ジムニーに良く発生している現象らしく、根本的な解決方法がないらしいです。
今回、リフレッシュと同時に、前後プロペラシャフトのブーツ交換もお願いしていたので、シャフトを抜いて組み付けるときにスプラインの位置あわせがずれているのかと思い、ショップにて再確認してもらいましたがちゃんと合ってました。
ショップ店長のジムニーも同様に異音はしているとのことで、車高アップ仕様の持病とあきらめているとのことでした。
その後、色々考えてみたんですが、現象から判断して、フロントプロペラシャフトのちょっとしたバランスのずれで、振動が発生していると考えるのが妥当と思い、ひょっとしたらフロントプロペラシャフトとトランスファの結合部にベストな位置があるのかもと思い、自分で位置をかえてみました。
まずは、現在の位置をテープで印をつけて、4本のボルトで止まっているプロペラシャフトを順番にずらしては走り、ずらしては走りを4回繰り返して、振動に違いが出るかを試してみました。
ましな位置はあるようですが、根本的に振動は解決できませんでした(残念)。
外した結合部ですこちらはトランスファー側。
シャシブラック塗装の跡を見ると、過去にいろんな位置で組みつけられているのが判ります。要するに、ここの位置は整備士さんも気にしていないようです。
こちらは、フロントプロペラシャフト側。
何度もボルトを締め付けることになったため、新品のボルトとナットを注文しておきました。これが、新品のボルトとナット。
昔のものと新品とでは色が違います。おそらく防錆塗装が異なるんでしょう。
(最近のものは、環境上、六価クロム系の防錆処理はNGだそうです)
最後に、ボルトとナットを新品に交換して作業終了です。