おはようございます。
寒い朝です。うちの方は今日が可燃ゴミの収集日です。ところによっては前日、前夜に出せる
ようですが、拙所では当日に出すよう決まりがあります。
夏場はいいですが このような零度に近い朝は堪えますね。
それでも時間ギリギリの七時前に行くと もういっぱいの袋が山積み。
週に2度の回収日があっても その度 ほぼ満載になっています。
たくさん出るもんだ、と感心するのか、ここでこれだけのゴミが出るとは一体日本中でどれくらいに
なるんだろと嘆くのか…人の取りようで変わってきます。
前者は、希望がやや混じった見方で、こんなに出るとは、消費も活発で 日本の経済もいよいよ
復活の兆しが見えてきたな、よしよし。。
後者では、みんなが好き勝手にするからこんなにゴミの山、地球温暖化になったり海洋汚染になるのは
みんな人間の所為だ、嘆かわしい。
・・もうひとつ ありました。こんなにゴミを出して 世界には飢えに苦しむ国があるのになんと
贅沢で無駄な消費だろう、こんな姿を世界に見られたら恥ずかしい。。
と 恥ずかしい 恥とは日本の文化だ と唱えた欧米人がいましたが、日本には何かと世間を気にする
性格があるようですね。隣のうちに蔵が建つ、隣の芝生は青いなどはご近所さんを意識したことわざ。
又 切磋琢磨 も同じような意味合いでしょうね。
こんな風な国民性になったのは 弥生時代から続くムラ社会からでしょうか。
ウチの近所で弥生時代の集落の遺跡が発見されました。
今から遡ること二千数百年、邪馬台国の卑弥呼が居たのが西暦二百年頃でしたから今から千八百年ほど前。
こちらの遺跡が数百年古いようですが、その頃 すでに稲作をしていた形跡がありました。
そして住居跡もあって 柱が立っていた跡の穴ぼこが確認されています。そんな穴ぼこがあちらこちらに
あって 集団で暮らしていただろう・・と推測出来ました。とはエラい考古学のセンセーのお話しでした。
そして ほぉ~と思ったのは ゴミを捨てていた場所の跡もあって、ニ千数百年前に すでに ゴミ問題が
あったようです・・とは退屈な遺跡の説明の中で堅苦しいだけでなく考古学も結構面白いよ、とやじ馬受けを
狙ったパフォーマンスでしたかね。
人が集団で暮せば 生活の余りでゴミが出る 何てことはない 当たり前のお話しでした。