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おはようございます。
お屠蘇気分も抜けやらないのに・・とひと昔前なら 大きな事件があったら
こんな巻頭の題目が載りました。いまでは これなんて読むの?では
せっかくのお正月の風情が台無しでしょう。
そんなわけですが、お正月から お金にまつわる事件、ふたつ紹介しましょうか。
先ずは 東京女子医科大の元理事長の背任行為(泥棒)事件です。
この大学は私立大学ですが 以前日大の元理事長がやっぱり永年に亘って背任行為を重ね
陰で日大の帝王と呼ばれるほどの悪人でした。
今回は多少規模は小さいようでも教職員五千人抱えている会社で云えば一部上場の企業でしょうか。
兎に角ポッポナイナイ(盗む、チョロまかすとの意味)した金額を警察が調べていますが、
現金が2億円ほどと金塊がやっぱり2億円ほど、他にブランド衣料貴金属が1億円ほど見つかっています。
驚いた事にこれ全部現物なんですから スゴイですね。
私ら(ら…複数形ですからご承知下さい)現金を10万円置いていても落ち着かないのに百万円の束
(見たこと無いですが…)をゴロゴロ積んでいてよく平静としていられるとは驚きですね。
たぶん元理事長に訊けば 「なぁに、そんなの 慣 れ よ」と一笑されそうですね。
被害総額を今調べ上げてるのでしょうが、これからは銀行や金融機関、証券会社などなど
に預けてないかと当るのでしょう。
常識で考えたら…その常識が逸脱してる元理事長ら ですから私ら庶民の常識なんて当ては
まらないかも知れませんが、その庶民の常識では、現金を手許に置くのは
数万円かな、もちろん小銭や千年札も合わせてですが。
それを元理事長らと比較してみますと数万円⇒数億円。倍率でなんと一万倍!
計算間違ってないですよねぇ。。。そして預金について庶民のふところは解りませんが
仮に二千万円とすると、現金の比率から計算すると な、なんと2兆円!!!
さすがにまさか…と思うのですが日大の元理事長らの場合も自宅に無造作に現金があったそうです。
それからすると、預金などは金融機関を調べたら(もちろん検察庁などですが)簡単に口を割る
から 万が一を考えて現金や金塊などの現物で手許に置いているのが安全なのでしょうか。
そう云えば 映画であった「マルサの女」でも植木鉢や水槽などに現金を隠していましたね。
銀行に預けておいたら幾らかの利息が付くのに…と思うのは庶民の感覚なんでしょうかね。
もうひとつは、銀行マンの不祥事。
不祥事というより ハッキリとした盗難。新聞にも元銀行員を窃盗容疑で逮捕、と載っています。
その窃盗 という罪ですが、よく三面記事に載っている万引きも同じく窃盗犯だったと思うのですが、
この事件は金額のレベルが全然違います。判ってるだけで17億円。
発端は、銀行にある貸金庫に置いていた金塊20キロの金塊を盗んだのがバレたのでした。
容疑者は四年前から貸金庫に預けてあった現金や貴金属などを顧客の断りなく 無断で持ち出した。
…そうですが、笑っちゃいますよね。顧客に 「ちょっとお金が要るようになったのでお借りします」
と断ったら そりゃ相手は怒りますよ(笑)黙って こっそり盗むから こそ泥と言うのでしょう。
この貸金庫、って制度は銀行のいわばお金持ちの人に対するサービスみたいなモノらしくて
内緒のお金や貴金属をこっそり預けておく…おそらく預金や証券もどっさりあるはずですよ。
それ以外に 別に要るんですかねぇ… 家族に内緒は貸金庫、家族も知ってるのが自宅かな(笑)
「キミらにはわからんかも知れんが、要るんだよ」
と前述の元理事長らや元銀行員 は口を揃えて言うのでしょうな。
先週コンビニでお茶を買ったところ 来週から使えます、と渡されたのがレシートの下に
付いている「五十円引」のサービス券。そうか…こりゃ春から縁起が良いわい。と独り
北叟笑(ほくそえ)んでいました。 そして今週、出かける時に思い出して あのサービス券は?
と捜すのですが ありません。確かココに置いたハズなのに…とあれからの行動を思い返すのです。
帰ってから居間の机に置いた…それから無くすとアカンからとソファーのワキの収納ボックスに替えたぞ…
とそこまではハッキリしていました。それなのに収納ボックスを見てもありません。
何せ偶然のラッキーな事なので女房にも知らせていません。幸福はひとりで楽しむものだ、
とニヤついていたのでした。それがイザ、使おうとしたら肝心のサービス券が見当たりません。
ぞんざいに置いていたのが悪かったかなぁ…と反省しながら ふと思ったのが
件(くだんと読んでください)の元理事長連中。
こんな場合、貸金庫に仕舞っておくのが常識と云うもんですかね。
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