プリシラ・・・高校一年の夏・・・事件は起きた!!
怖いくらい?昔の話だ・・・「若気のいたり」と思って聞いて頂きたい・・・
我が街に全国的に有名なチキン屋が出来た。街中の老若男女がこぞってチキン屋に押しかけた。勿論、プリシラもその一人である。
入り口にはテレビでも良く見るシロヒゲのオジサマが立っていた。良く見るとカッコイイじゃん。
その時点でプリシラをはじめ悪ガキ共の頭の中には黒い渦が泡を吹いていた・・・。
深夜・・・チキン屋の近くに数人の悪ガキが集まっていた。何故か軽トラックもある。先輩が乗ってきたのだ!!
そして、我々の目的地・・・チキン屋、深夜なのにニコヤカに笑っているオジサマの前・・・
親父狩りにも似た・・・いや、それ以上の行為が行われようとしていた・・・。
30分後・・・軽トラックの荷台にはニコヤカに笑っているオジサマの姿が・・・周りにいる者全てがニヤけておりゼイゼイと肩を震わせていた・・・。
当てもなくドライブをしたが紫色の朝焼けが見える頃・・・この巨体をどうしたら良いものか・・・悩む事となった・・・。
「よし、俺に任せろっ!!」リーダー的先輩が朝日に向かって叫んだ。
オジサマには今日一日、荷台で休んでいてもらう事に・・・。
その日の夜・・・人気のない電話BOXの前・・・BOXの中にオジサマを立たせる・・・巨体なので半分しか入らない。そして、チキン屋に電話を・・・。
「わしだが、散歩に出かけたら道に迷ってしまった。迎えに来てくれ・・・」
先輩の巧みな言葉に最初はビックリしたが、居場所の説明を淡々と始めた頃には笑いを堪えるのが精一杯になっていた。電話を切った後は軽トラックの荷台に乗って一目散に逃げた・・・。
次の日、恐る恐るチキン屋に行った。少しキズのあるオジサマがニコヤカに笑って立っていた。
ウワサによるとその夜からオジサマは閉店後には店内で過しているという・・・。良かった。
あれから数十年・・・今もチキン屋は繁盛している。入り口にはシロヒゲのオジサマがニコヤカに笑って立っている・・・。チキン屋の前を通る度・・・胸が締め付けられる様な思いになるのはプリシラだけなのだろうか・・・???
最近、仕事場近くに出来たチキン屋の入り口で・・・あの時と同じシロヒゲのオジサマの横で煙草を吹かしながら・・・当時の事を切なく思い出すプリシラであった・・・。煙が目にしみた・・・。
ナカミガパサパサデマズカッタゾ~!
怖いくらい?昔の話だ・・・「若気のいたり」と思って聞いて頂きたい・・・
我が街に全国的に有名なチキン屋が出来た。街中の老若男女がこぞってチキン屋に押しかけた。勿論、プリシラもその一人である。
入り口にはテレビでも良く見るシロヒゲのオジサマが立っていた。良く見るとカッコイイじゃん。
その時点でプリシラをはじめ悪ガキ共の頭の中には黒い渦が泡を吹いていた・・・。
深夜・・・チキン屋の近くに数人の悪ガキが集まっていた。何故か軽トラックもある。先輩が乗ってきたのだ!!
そして、我々の目的地・・・チキン屋、深夜なのにニコヤカに笑っているオジサマの前・・・
親父狩りにも似た・・・いや、それ以上の行為が行われようとしていた・・・。
30分後・・・軽トラックの荷台にはニコヤカに笑っているオジサマの姿が・・・周りにいる者全てがニヤけておりゼイゼイと肩を震わせていた・・・。
当てもなくドライブをしたが紫色の朝焼けが見える頃・・・この巨体をどうしたら良いものか・・・悩む事となった・・・。
「よし、俺に任せろっ!!」リーダー的先輩が朝日に向かって叫んだ。
オジサマには今日一日、荷台で休んでいてもらう事に・・・。
その日の夜・・・人気のない電話BOXの前・・・BOXの中にオジサマを立たせる・・・巨体なので半分しか入らない。そして、チキン屋に電話を・・・。
「わしだが、散歩に出かけたら道に迷ってしまった。迎えに来てくれ・・・」
先輩の巧みな言葉に最初はビックリしたが、居場所の説明を淡々と始めた頃には笑いを堪えるのが精一杯になっていた。電話を切った後は軽トラックの荷台に乗って一目散に逃げた・・・。
次の日、恐る恐るチキン屋に行った。少しキズのあるオジサマがニコヤカに笑って立っていた。
ウワサによるとその夜からオジサマは閉店後には店内で過しているという・・・。良かった。
あれから数十年・・・今もチキン屋は繁盛している。入り口にはシロヒゲのオジサマがニコヤカに笑って立っている・・・。チキン屋の前を通る度・・・胸が締め付けられる様な思いになるのはプリシラだけなのだろうか・・・???
最近、仕事場近くに出来たチキン屋の入り口で・・・あの時と同じシロヒゲのオジサマの横で煙草を吹かしながら・・・当時の事を切なく思い出すプリシラであった・・・。煙が目にしみた・・・。
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