プリシラ物語

☆☆☆

寒すぎて心凍る、融けない。

2014-02-15 17:44:40 | Weblog

雪は降る降るあなたは来ない

あぁ、こんな雪の中来なくても良い

雪国になってしまった、この東京を愛する事が出来ずに・・・

ただ、明日がやってくる事を願ふ

我が祈り叶いたまえ

どんなに悲しい事が起きようと・・・春よ来い

雪の降る日は必ずムカついていて・・・

今日もムカついていて・・・

コンビニのあり方にムカついていて・・・

高校生相手にチクリとプリシラさん、あぁ、故郷にいる甥っ子思い出す

おばさん、一理を申す申す

反論のできない高校生を、ひたすら謝るだけの高校生を・・・

この続きは高校生では無理なので、次回はベテランにもの申す・・・我が祈り

プリシラさんは不埒を許さず

外に出て・・・気が治まって・・・

あぁ、頭にくるぜぇとニヤリして・・・

少しでも雪国を許そうと・・・

歩いてみたら・・・

歌川広重の立ち尽くす姿が見えてきて

あぁ、幻か、広重がすぅーと消えて

広重の心持は・・・

あぁ、この情景を・・・

どなたの事を想いながら・・・

あぁ、麗しきこの空間に

幾瀬の想いを蘇がえらせ・・・

白い夜空を見上げてみる

 

ここは何処?

ただ単に・・・別空間

夕焼けだんだんを恐る恐る降りてみたら

そこは別空間

綺麗だなぁ、と見上げてみれば

「綺麗だなぁ」と声がする

その声は・・・恋焦がれる夏目漱石だった

少ししたら・・・森鴎外もきっとやって来て・・・

プリシラさんは・・・寒さも美しさも怒りも忘れて・・・

憧れの文豪たちに歩み寄るのだろう

少女の頃の笑みを浮かべて・・・ほいほいほい。