9月28日のストップ!川内原発再稼働の鹿児島行動を前にした9月26日に、福岡市で小出裕章さん講演会が開催されます。
まだ、小出さんのお話を直接お聴きになっていない人は、ぜひ参加してはどうでしょうか。
私たちの会「いのち・未来うべ」(代表:木下愛)の前身は、小出裕章さんのお話を聴く会という講演会ための実行委員会です。
2012年3月18日に1600名もの人々が宇部市渡辺翁記念館で小出さんのお話を聴きました。
このまま解散してしまっては、もったいないし、小出さんのお話自体が「いい話でしたね」で終わりにできるような内容ではありませんでした。息長く持続的な取組みと市民の中に入って、情報や考える材料を提供し続けることが不可欠であることを投げかけるものでした。
それは、今度の福岡の講演会で小出さんがタイトルにあげている「原子力マフィア」とのたたかい、つまり、日本社会の構造に根ざしたものとの粘り強いたたかいを求めるものでした。今、福島の原発の責任の追及も事故の収束も何一つできていなのに、川内原発の再稼働を急ぐありさまをみると、その根の深さに唖然とせざるをえません。
でも、原発ゼロを求める人々の数と勢いは、日毎に増えています。福井地裁大飯判決に見られるような「司法は生きている」ことを実感させる市民の声の波及もあります。
このときにあたって、私たちは、毎週末の日々を全国を飛び回って講演を続けている小出さんの粘り強さにあらためて感謝します。
そして、会を発足させた当初の気持ちに何度も立ち返って、原発に依存しない社会、子どもたちがどの子も幸せになる社会のために、さらに活動を強めたいと思います。
小出裕章さんのお話を聴いた全国のみなさん
9月28日 ストップ川内原発再稼働!鹿児島・天文館公園でお会いしましょう。
以下、九電前テント広場からの案内を転載させていただきます。
--小出裕章さんからのメッセージと講演会の案内-----
原子力マフィアと私が呼ぶ巨大な権力機構は原発だけは安全だと言い続けてきました。しかし、福島第一原発の事故は起きてしまいました。
それでも、原子力マフィアは無傷のま ま生き延び、今はすべて止まっている原子力発電所の再稼働を急いでいます。
再稼働の一番乗りは九州電力の川内原発が最有力となっていますが、
九電前テント村はすでに1200 日を超えて原子力マフィアと戦っています。
私もその戦列に繋がりたいと願います。
●小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)さん講演会
☆原発に反対し続けてきた科学者からのメッセージ☆
未来へつなぐ方程式
原子力マフィアと原発再稼働
日時: 9月26日(金)開場18:00 / 開始18:30
場所: 福岡市立中央市民センターホール
住所: 福岡市中央区赤坂2丁目5-8 tel092-714-5521
地図:http://tinyurl.com/ll3slxq
主 催:原発とめよう!九電本店前ひろば さよなら原発!福岡
「原発なくそう!九州玄海訴訟」福岡地区原告団・弁護団
参加費:800円、避難者の参加費は400円。
連絡先:原発とめよう!九電本店前ひろば(080-6420-6211青柳)
チラシは、
http://tinyurl.com/prnr7bz から ダウンロードできます。
参考
小出裕章さん講演会(前半) 2012.3.18 宇部市
http://www.ustream.tv/recorded/21183388
小出裕章さん講演会(後半) 2012.3.18 宇部市
http://www.ustream.tv/recorded/21185477