いのち・未来 うべ

わたしたちは、原発のない安全な未来を
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「安全かどうかを審査したわけではない」 原子力規制委・田中委員長の言っていることがわからない。

2014年09月24日 | お知らせ

ブログ管理人の1人、安藤です。

質問を受けて、うまく答えられずに弱っています。

みなさんの回答をおよせください。

知恵を貸してください。

 

質問は、

日本の原子力規制委員会の委員長の記者会見での発言についてです。

「何を言っているのか、どう理解したらいいのかわからない」というものです。

 

新聞報道では、各紙ニュアンスの違いがありますので、規制庁のサイトから記者会見の質問と委員長の答えの部分を以下にまずコピーしておきます。

原子力規制委員会記者会見録
● 日時:平成 26 年7月 16 日(水)14:30~
● 場所:原子力規制委員会庁舎 記者会見室
● 対応:田中委員長 他

http://www.nsr.go.jp/kaiken/data/h26fy/20140716sokkiroku.pdf

 

○記者 あと一点だけ、すみません。これまでも何度も出ている質問ではあるのですけれども、改めて規制委員会の審査というのは、あくまでもその原子力発電所が基準に適合しているかどうかを見ているということで、私はよく記事に書くときには、安全審査とは書かずに、基準適合審査と書いてきたのですけれども、委員長の感覚というか、お考えでは、これはどういう審査と、改めて位置付けを教えていただきたいのです。


○田中委員長 御指摘のとおりです。安全審査ではなくて、基準の適合性を審査したということです。ですから、これも再三お答えしていますけれども、基準の適合性は見ていますけれども、安全だということは私は申し上げませんということをいつも、国会でも何でも、何回も答えてきたところです。

 

 

以上の基礎データのうえに質問を寄せた人は、3つぐらい考えたが、どれだろうか?と言っています。

1,田中委員長は、実は原発再稼動に反対で、正面切って言えないからこのような発言をして「国民のみなさん、考えてください」と再稼動阻止の声が上がるようにサインを送っている。

2,事故が起こる確率は、非常に高く、「安全」と断言すると責任を問われるので、保身と責任回避のために「逃げ口上」を準備した。

3,膨大な書類を読み過ぎて、思考停止状態に陥って、官僚サイドの用意した答弁を読み忘れた。あるいは、何も考えずにただぼ~と答えた。

 

みなさんは、どれだと思いますか?

また、別の意見がおありですか?

あればお寄せください。

私たちの金曜日の市民学習会は、多くの場合、わかっていたつもりの初歩的な、あるいは入り口的な疑問に戻ることがあります。

 

でも、ひとつだけ、はっきりしていることがあります。

安全審査をしたわけでないものを「安全である」「再稼動は認められた」などと大手を振って再稼動の御旗にすることは、絶対に許されないということです。

そんな無責任なことを認めたら、私たち国民が、無責任だったということになります。

むざむざ命を捨てることになります。

這ってでも、9月28日鹿児島・天文館公園に駆けつけましょう!

 

山口県から大型貸し切りバスで鹿児島に行きます。

朝6時 宇部市役所前出発。

前夜も泊まれる場所を確保しています。

寝袋持参なら無料です。

どうしても行けない人は、カンパで協力をお願いします。


連絡は、080-6331-0960(安藤)まで

メール:ando-maipenrai☆nifty.com  ☆を@に変換してください。

 

 

 

 

 

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