本日も実験、出停だった前日にリモート起動しようとPCで操作画面を起動したところ、むむむ。
クールダウン運転が停止しておらずそのままでした。
一昨日の夜、停止したつもりが操作ミスでそのままだったようです。
今朝、出社すると実験技官こと釣りバカ松っちゃんが開口一番、「勝手に装置を触るなと言われたので手を出せずうるさかったぞ!確認の電話に出ろ!!」とご立腹!?(ご容赦くださいな)
さて、実験棟で使用しているコンプレッサーには2種類があります。
圧力開閉式とアンローダー式です。
明治機械製作所社のHPに分かりやすく記載があったので拝借。
●圧力開閉器式(断続運転)
・自動圧力スイッチにより電動機を制御圧力範囲でオンとオフを繰り返す制御方式です。
・圧縮空気を断続的に使用する場合に適します。
・タイヤ充気、インパクトレンチ、エアオートリフト、エアシリンダなど。
●自動アンロード式(連続運転)
・自動アンローダ弁により電動機を止めずに制御圧力範囲で負荷運転、無負荷運転を繰り返す制御方式です。
・圧縮空気を連続的に使用する場合に適します。
・塗装、エアグラインダ、エアドライバ、コンクリートブレーカなど。
棟内は広いと言えどアンローダー式が間断なく「ドッドッドッ」と動き続ければかなり煩わしいので圧力開閉式が望まれます。
ちなみに使用している窒素発生器がアンローダー式なので実験機稼働中に会話をするときは大声になりがちです(このコロナ禍では望ましくない?)。
現在使用している実験システムに専用のコンプレッサーを設置しようと社内在庫を見渡すると全てがアンローダー式。
では改造が可能なのかと調べてみるとできないこともないが、壊れた場合の保証が・・・。
見つかった社内在庫は何年と眠り続け今後も使用予定が無いので、ものは試しで改造してみようかと似非エンジニアの血が騒ぎます!?
上が現在使用している圧力開閉式、下が見つかった一つのアンローダー式で、Y型のピストンの上端が銅管で連結されているかいないかが外形上の違いですかね。
改造時はこの銅管に圧力スイッチを取り付け制御する形になるが、あとは実行のタイミングというか踏ん切りというか・・・。