のりひめのひとりごと Monologue of Noriko

2012年からオーストラリアと日本を行き来しています。日常のいろいろを書いてます。

親子で絶景秘湯のいやされない旅・・・(まとめ)

2009-05-19 11:41:16 | キャンピングカー移動オフィス
5/17~18と 秘湯の旅にいってきました
もともとはだ~りん母とキャンピングカー旅行しようということで
昨年キャンピングカーくまねこ号が家にきてから半年以上かかって
やっと旅にいけました
だ~りん母とお友達と4名での一泊二日の旅です

コースは
塩原温泉元湯→すっぽん河童→山形姥湯温泉(泊)
→山形滑川温泉→会津いしいのそば→帰宅
でした
行きは日曜なので往路2600円くらいでしたが
帰りは月曜なので復路9000円くらいかかりました(アバウト~)



今回は塩原温泉元湯で温泉に入り、
塩原の河童というすっぽん料理屋さんで
だ~りんも私もすっぽん初体験
そこまではよかったのですが・・・・


その後山形の秘湯姥湯温泉
だんだん悪天候になり、山道も急になり
くまねこ号は時速20kmから10kmへ・・・
最後はうごかなくなってしまいました!

みんなでおりてだ~りんが一生懸命
運転して坂道を登り
今後まだ2km以上あるというところで
ほんとうにたどりつけるのだろうか・・・状態
しかも滑川温泉までは携帯が通じるのですが
そこから上は姥湯温泉 枡形屋さん一軒しかないので
携帯も通じません!
宿の人が心配してかけてきてくれたときは
いけるとおもったのですが・・・



ちょうどよく駐車スペースがあったので
そこに駐車して母とお友達に留守番してもらい、
わたしとだ~りんが宿に助けをもとめにいくことに
小さい車ならなんてことない坂でも
キャンピングカーはとっても重いので
そして4WDでもないので
16~7%の坂でも結構すごく大変になります
しかもうねうねのほそ~い道・・・
よく対向車がこなかったものです


おりしも雨に風、さらなる急坂 17%の坂のあとに22%の坂!
普段運動していないのにこんな坂あんな坂で
わたしは息があがって喘息一歩手前・・・
去年富士山にいかなくてよかった・・・なんていいながら
なんとか2kmほど40分くらいかけてのぼり
目の前に見えたのがこの写真の姥湯温泉

手前に釣り橋があり、ものすごい水量の川が
下にダムがあるそうですが
落ちたらまちがえなくあの世ゆきのような恐ろしいところ


太ももくらいまでずぶぬれになり
強風で傘の骨がおれながら宿にたどりついたのが午後6時ごろ


「すみません 下に車おいてきたので一緒にいってもらえませんか?」
「今いちばん忙しい時間なんですが・・・・」



宿の人もこまりますよね~ 
こんな僻地の温泉が しかも日曜に満員なんです!
冬は雪にとざされて、だれも入れない場所になるそうです

しかし結局は快く車を出してくれて一緒に迎えに行ってくれました
わたしは先に部屋に通してもらい
「お茶でも飲んでゆっくりしててくださいね」と
もう ほっとして感謝感謝です ありがとうございました!
 


その後無事母とお友達も宿に到着
日が長かったので雨の中露天風呂へ



お風呂は写真のようなお風呂です


周辺は濁流の川の横
切り立った岩山
土砂崩れか何かあったのか
樹がなくなった山はだ
ぎょぎょぎょ!


絶景といえばほんとに絶景
日本にこんなところがあったのか~~~~~~!と
びっくり!です
人間てすごいなあとおもいつつ
貪欲だなあとおもいつつ


夕食はお部屋でゆっくり
米沢牛らしきお肉も出てなかなかすばらしく
ビールをたんと飲んで眠ったものの。。。


朝方激しい雨風で二重窓ががたがたいって
ふたりで目がさめて
栗駒山の土砂くずれのこととかいろいろ考えて
あのきりたった山がくずれるんじゃないかとか
うとうとしたら またがたがた・・・
心配になって眠れなくなってしまいました



そして朝 うとうとしたらもう7時で朝食の時間
露天風呂にいくも
外に出る扉が風であけにくい!
だ~りんとふたりで扉をあけて
しめて


「・・・ほんとに行く?」

またあけてしめて

「・・・ほんとに行く?」


露天風呂はふたつあり
絶景のほうのお風呂は今日は混浴という名の男子風呂
昨日は男子風呂だったので だ~りんはまだ入っていないのです

でも あんな思いをしてここまできて入らないというのも。。。


ということで勇気を出して外にでて
お風呂にダッシュ!

とたんに風がびゅわわわわ~~~~~!


高い山から吹き降ろしてくるすごい風とシャワーのような雨!
川はごうごう 風はびゅうびゅう 雨はざわ~~~~!


お風呂はあたたかく、白濁してブルーがかったとてもすてきなお湯です
・・・が・・・


またお風呂から出るときがすごい!
体に水滴がついているので 
強風であっというまにすごく寒いことに


なんとかお風呂からでてほったて3方囲まれただけの
ほったて小屋的脱衣場で体をふきながら
「なんでこんな思いをして入るんじゃ~!」


その後だ~りん母と一緒に内風呂でほっと一息
ああよかった
お風呂ってこうだよね~



帰り道は急でも問題なくエンジンブレーキで降りられました


以上癒されない絶景秘湯の旅報告
アドベンチャーな姥湯温泉初体験でした



でもでも誤解がないように

天候がよくて小さい普通の車ならぜんぜん大丈夫ですよ
まだ行ったことない方は話の種にぜひ行かれたらどうでしょう
心づくしのお料理に素晴らしいお湯が待ってますよ^^



その後すぐしたの滑川温泉へ
私は外を散歩してにわかカメラマンに

なんでもここは混浴だそうです
私は今回混浴を断固としてパスしました

実は前回母とお友達といった青森の酸ヶ湯がトラウマになったからです!
日本人の文化的にやっぱりちょっと違いますね
あと20年位したら混浴を楽しめるかもしれませんが
それまでは文化に変化が起こらない限りパスしておきます


みなさんはどうですか?混浴って・・・
 
うちはいつもふたりでお風呂に入っているので
外に行くときは別々でもよいのね


Sさん すみませんがそういうことでよろしくお願いします~
でも、めったにいけない旅のアレンジ ありがとうございました!



その後は会津のいしいのそばで
水そば 塩そば 山菜の天ぷらやそばコロッケなどを味覚を楽しみ
磐梯山や飯豊山を目に楽しみながら帰ってきました
結構弾丸トラベラー


日本もすごいところ まだまだいっぱいありますね


キャンピングカーであちこちまた行ってみたいとおもいます