のりひめのひとりごと Monologue of Noriko

2012年からオーストラリアと日本を行き来しています。日常のいろいろを書いてます。

のりひめの過去ばなし39.続続お米屋さん向けセミナー「オリジナルギフトをつくる」

2011-08-02 20:26:04 | のりひめの過去ばなし
一昨日、新潟は阿賀野にある井上米穀店代表の井上哲一さんと
久々に電話でお話しまして・・・
なんと過去ばなしを読んでいるとのこと!
びっくりしました~ ありがとうございます
(書いてるくせに はずかし~~~い!)
ということでうっかり何日も間があいてしまいましたが
続きをのせてみますね~

●続続お米屋さん向けセミナー「オリジナルギフトをつくる」

お米ってつぶつぶしていて大きくも小さくもできて
ギフトにするには最適だと思います。
楽天市場でお店を開くときも
デパートなどをまわって、
かわいいパッケージを研究しました
珈琲のようにしてもいいし(スタバみたいに♪)
ひなあられみたいにしてもいいし(きれいな紐をつけたり♪)
もちろんお茶っぽいのもいいし(缶にいれたり?)

身の回りの人にいろいろときいてみましたが
いまは3人家族が多いので、2合とか3合で炊く方が多いようです

次の疑問は
「なぜお米は1合2合なのに1キロ2キロで売るの?」
1合は180CCカップですが
計るとだいたい150g(140gで計量するところもあります
この10gの差は水加減で炊き上がりにかなり差がでちゃうのですが)
うちは150gで1合にしてます

1kgは6合とあまり100gです。
だからいろいろな生産者のお米を買おうと思っても
いつも最後にちょっとあまってブレンドになってしまう

玄米1キロごと量り売りで白米に精米してもらうなら
できあがりはだいたい900gですのでちょうど6合です

販売されている単位は通常
1キロ・2キロ・3キロ・5キロ・10キロです
なんでだろ~なんでだろ~
細かくすればかわいいのに
いろいろな種類の食べ比べができるのに・・・
・・・と思って商品を作りました

楽天市場はいまは退店していますが、
2合パックがたくさん入った1万円セットとか
作って評判がよかったですよ
引越しのご挨拶にも使っていただきました。
また徳島の写真屋さんで2合パックをプレゼントに使ってくださり
お客様からいい反応をいただいたそうです。

最近は紀伊国屋などで2合パック3合パックを見るようになりました
思うことはいっしょなのかな?

長くなりましてすみません。
ここからセミナーの話。


そんな楽天市場の経験も生かして、
「ギフト商品を作る」というお米屋さん向けセミナーもしました。

お米屋さんて、催事は新米時期と年末ののしもちくらいしか
やっていないところが多いんです。

ギフトをやらないなんてもったいないですね。

だってほら、ギフトってちょっと家計のなかで別の感覚ではないですか?
人にあげるものって、1キロ10円高いか安いかよりも
3000円、5000円、7000円、1万円という
均一価格の概念がありますよね~
送料込み、箱代込みでギフト商品を作ってあげたらお客様助かります。
こだわり生産者による少量生産のお米とか
デパートでは買えません。

いくら景気が悪かったって
大切な人には贈り物しています。
お米って親兄弟親戚といった近い人にも
お取引先の社長さんにも お米ってありがたいギフトです。
そうそう、ゴルフコンペの賞品に使っていただくことも多いです。

いつもお店で月に5000円のお米を買っていたとしても
ギフトは別のお店で買っていたら
その分は自分の店にはプラスの売上げになるのです。


そこで肝心なのは、
このお店がギフトを全国発送してくれるのかどうか
ギフトの荷姿がちゃんとしているかどうか
ということなんです。

ほんとうにギフトをやろうとおもったら
少なくてもこれだけはお客様に知らせないといけません。

そこで、お店で考えられるギフト時期、ギフト商品について
スケッチ、価格設定、売り出し時期など、
詳細にわたって企画するワークをし、発表していただきました。

このギフトのセミナーをきっかけにしてギフトをしっかりうちだしたお店は
後日もうかったって後日連絡をいただきました
あ~よかった!



●次回は「お米の会」です