ルネ・マグリット展

雨の日に
マグリット展の図録を開く幸せよ。

この山高帽にコート姿のおっちゃんが果てしなく浮かぶ作品は「ゴルコンダ」といいまして、
今回の展覧会のアイコンになってました。
(こんな感じに)
（チラシ）
（乃木坂駅にて）

今回はとにかくその展示数、
しかも普段あまりお目にかかれない個人所有の作品が多かったことに驚いたんだけれども、
一番へえっと思ったのは、横浜美術館の美術情報センターというところで、
結構マグリットの挿し絵が載ってる書籍や雑誌など、細かい資料を集めているという点。

私は…私は…
マグリットの作品を見るために宇都宮美術館だの姫路市立美術館だの、
はてはベルギーの王立美術館まで行ってるのに、
……横浜はまだなのである……。

しかしあれだよ、問題は大阪だよ。
新美術館建設のために、マグリットの代表作のひとつである
「レディ・メイドの花束」を購入してるんだけど、美術館建たないのよいつまでも！！！
今回の展示に並んでたからようやく観れたけどさあ(泣)。

今回一番嬉しかったのは「白紙委任状」です。
ずっと憧れてた作品。
宮崎にこれのグワッシュ作品があったのね…
宮崎もいつか、だな。
ポーラ美術館も数点所有しているらしいから、もう老後の楽しみはこれか？
全国マグリット巡りか？

ゴルコンダはポスターも買ってきましたよ。
どこに飾ろうかな。


ちなみに我が家のおトイレはこんな感じ。
20年も前に東京でやはりマグリット展が開かれたときに買ったものです。
タイトルは「ピレネーの城」


これはイスラエルの博物館にあるんですわ…
これこそいつか、行ける日が来るのかなあ。

平和的に。