命の水。

2009年02月27日 23時55分13秒 | 小市民グルメ紀行
半分飲んだ後に慌てて撮影してしまいました。
ヒューガルデン・ブロンシュ。



ベルギーの白ビールです。
小麦ベースに、コリアンダーとオレンジピールの入ったなんとも爽やかな味をしとります。

このヒューガルデン、いろんな思い入れがありすぎて、私の中ではたぶんいちばんのビールです。

ホームページ内にまとめておきながら最近更新もせずにいて申し訳ないのですが、私はマグリットという画家を、好きというかもはや崇拝しておりまして、かつて新婚旅行などと銘打って何処かへ…いう話になったとき、オットをそそのかして彼の国・ベルギーへと行き先を仕向けました。
(結果私以上にベルギーにハマったオットがいる…^^;)

ベルギービール、最近はほんとにいろんな店で飲めるようになってきましたけど、恥ずかしながら私は当時、かの国がそんなビール王国だとは知りませんでした。
けれどその旅の間、喉の渇きがビールで「救われる」という、大げさでなく生まれて初めての経験をいたしまして。
気候の条件もあったのかもしれないですが、それにしたってビールはしょっちゅう、いろいろ口にしてるのに……。

幸いなことに近所の大型酒販店が、ベルギービールの仕入れに力を入れておりまして、しょっちゅう買いに行くオットなど、店員さんから次は何を入れたらよいかと訊かれる始末。

我が家は決してグルメ志向などではないんですが、ビールだけはダメです。
冷蔵庫にはいつもベルギービールの瓶が、なにがしか入っている状態です…。

こんなん出ましたけど。

2009年02月01日 00時05分01秒 | 小市民グルメ紀行
私とお付き合いくださってる方はうすうすご存知かとは思うのですが、私はどうも真っ直ぐでないというか、具体的には例えば初めてクッキーを作るなんて場合。
普通ならば、自信もないしプレーン味から作るんでしょうが、そういうのがどうも面白くないと感じてしまって、しょっぱなからココア味だの抹茶味だのに挑んで、粉の配合おかしくして、美味いんだか不味いんだか分からぬものを生み出すわけです(そしてたいてい1回で飽きる)。

つい先日も、そんな私の性格がひょっこり表れました。
若殿のおやつにホットケーキでも焼こうと思い、外箱を見たら、「クッキーも作れます!」などとレシピが紹介されていて……

そこで私は思ったのです。
「あ、じゃあスコーンも作れるかな」

…もはやクッキーですらなく全く別の菓子に挑もうとする姿勢には我ながら呆れます。
けれど一度「作りたい作りたい作りたい!」と思うと、止まらんのです。

そこで早速作業開始。

●バター→クッキーならば溶かして入れるとある。スコーンには確か冷やしたまますり混ぜるはず…(何かで得た知識)。しかもバターなんて高尚なものは我が家の冷蔵庫には常備しておらぬ! というわけでパンに塗るマーガリン投入。

●卵→卵黄だけ使うんだっけ?だとしてもそんなのは勿体無い! というわけで全卵投入。

●かきまぜる→怪しいネバネバした生地が出来た…。

●冷蔵庫で休ませる→よく分からんけどそれらしくカッコつけて休ませてみた。

●型で抜く→型などない! というわけで包丁で切り分ける。ネバネバに悪戦苦闘。

●オーブンで焼く→温度って何度?わからん… というわけで200℃あたり潔くて好きなので設定してみた

●15分ほど経って…


……何か怪しいのが出来た。

おそるおそる食べてみた。



ウマ!!

自画自賛すみません。でも真面目にマトモだ。珍しく。

若殿も食べてくれました。←当初の目的を忘れつつあった
メデタシメデタシ…、ってこれをご覧のあなた様。
「ホットケーキミックスを使ったからだろう?」なんてツッコミは無しでお願いしやす。