今回は食うかいさんに長野県川上村の男山に誘われた。ここはsanaeさん達も一昨年の11月に登っており、急登を頑張れば大展望が得られるお山だ。
食うかいさんとの待ち合わせは28日7時に野辺山駅と決まった。何しろ遠いので、今回も前日移動、タント泊とした。
27日は久々の土曜休み。数日前の天気予報よりずっと早く雨が上がり、良い天気になった。
週末ノルマの掃除を片付け、昼頃に買い出し。昼食を済ませて、荷物をタントに詰め込んだ。
ふと思い出して、午前中にチラ見していたワールドシリーズのレッドソックス対ドジャース戦の続き。もう終わっているかと思いきや延長戦に突入しており、15回の表にマエケンが登板した。どうなるかと見ていると、四球とヒットでノーアウト一二塁のピンチ!
ドキドキの展開だったが、バントを美味く処理して三塁を封殺、その後連続三振で切り抜けた。(youtube・音が出ます)
15:30頃出発。天気の良い土曜日で国立府中ICまでの道、中央道に乗ってからもかなり混んでいた。西日が眩しく、そして暖かく、Tシャツ一枚で丁度良い位だった。たまむすび、大竹まことゴールデン・ラジオなどのラジオクラウドを聴きながらの運転だった。
17時過ぎに長坂ICから下道へ。窓から入ってくる空気はかなり冷たくなっていた。
日本シリーズ開幕戦を聴いている頃にタント泊某所の駐車場に到着。数百m離れたセブンで弁当を買い、温めてもらって車内での夕食とした。
さて、見上げると文字通り満天の星が輝いていた。いつもならウキウキで撮影開始なのだが、この日はそうはいかなかった。何しろ寒すぎるのだ。さすがは標高1300mだ。使い捨てカイロやフリースは持ってきていたが、ニット帽を置いてきた。まぁここからは街灯りが入るので、真上しか撮れない。諦めて19:20頃に冬用の寝袋に潜り込んだ。
この日も寝付きは早かったが、尿意で目覚め、時計を見たのが23:49。この頃には少し欠けた月がキレイに見えていた。トイレを済ませ、再び寝袋へ。
もう一度尿意で目覚めたのが4:27。アラームは5時にセットしていたがもう良いだろう。トイレを済ませ、夕飯の際に半分食べて残していたサラダやパンを食べた。暖かいモノを食べたかったのだが、ここは駐車場なのでコッフェルは使えないし、フロントウィンドウは凍結しており、しばらく暖気を当てないと運転出来ない。
ようやく前が見えるようになってから再び、昨夜と同じセブンへ。流石にもう弁当はいらない。チャーハンオニギリなどを温めてもらい、ホットコーヒーと一緒に朝食の続き。ボンヤリスマホをチェックして、昨日の日本シリーズが延長12回引き分けに終わったこと(記事)などを見ていた。さて、食うかいさんと合流するまでどうしよう・・・
そうだ、昨日通った八ヶ岳高原大橋に行ってみよう!
昨日は暗くて眺めは分からなかったが、確か橋の出口に駐車場があったはず。それに紅葉の名所(こちら)だったと思う。スマホで場所を検索し、ナビに打ち込んで移動開始。
国道の温度計は-2℃を指していた。タント泊ポイントよりは標高を下げているもののこの付近でも1200m位だったか。
6時少し前に目的地へ到着。先客が2台。そのうち1台にはカップルが居て、外の様子をうかがっている感じだった。
ユニクロのズボンの上から裏地がフリースの冬用の山ズボンを重ね着し、上はフリースとウィンドブレーカーを着込んだ。失敗したのが上述の様にニット帽が無いため、とにかく耳が寒かった。この橋の標高は1100m。読みが甘かった。
でも、気合いだ!デジイチを持って外へ。
5:59 向こうに見えるのは南アルプス、白いのは北岳か。
月齢19の欠けた月、深夜、未明に目覚めたときはこれが明るかった。
紅北岳!
赤赤岳!
残念ながら富士は雲隠れ
富士の右下
編笠山と権現岳
赤岳
南アルプス
色づきはこれまで、もう数枚撮ったが面白くないので載せない。
食うかいさんとの約束もあるので、車に戻った。
車の前からもう一度赤岳など (明るめに補正しました)
車内でコーヒーを飲み、身体を温めている頃、次々に車が到着し、撮影大会が始まった。
6:30に野辺山駅へ移動開始
続く