9月下旬になり、気温も徐々に下がってきた。もう花撮りは終わりかな~。今度は何処へ行こう・・・
ぼんやり山域別のページを見なおすと、今年の夏は殆どが☆一つ、つまりは楽ちん山行ばかりだったと気付いた。
これではいか~ん!
よぉし、今回は歩きメインだ。☆☆☆と書けるようなコース設定にしよう!
幾つか候補は有ったが、南東側の不老下バス停から不老山を経由して権現山を目指すコースに決めた。
5月に「猿橋駅~百蔵山~扇山~浅川峠~権現山~用竹バス停」というロング&エムなコースはbooさんのお蔭で達成することができたが、このコースも不老下バス停の標高が353mなので、権現山までの標高差が1000mと久々に気合が必要なコースだ。
まず、上野原駅から不老下バス停への便を調べてみた。→時刻表その1。これによると上野原駅発不老下バス停行きの直通は8:45発で登山口が9:10となっている。これでは遅すぎる!
色々調べてみるとかずさんの2005年のレポに行き着いた。→時刻表その2。なるほど、一旦上野原駅6:38発に乗り、本町3丁目まで行き、不老下行きの始発に乗れば7:35にたどり着けるわけだ。さすが、かずさん・・・
んん
富士急バスは9年前とそれほど変わっていないのか!
かずさんのレポにも「不老下には7:35に着いた。客は僕だけでさびし~!バス停周辺に集落は見当たらない。赤字だろうなあ。」とあるが、それでもこの路線が続いていることに感謝しなければならないのかもしれない。
前日土曜日は夕方まで仕事だったが、山の準備をして21時半にベッドへ。やればできるものだ。
当日は4時起床。目的のバスに乗るには国分寺5:29だ。朝食を済ませて、出すものを出し、5:10に外へ。
まだ暗いうちに国分寺駅に歩き出すのは久々だ。
この時間の中央線はガラガラで、ちゃんと座ることができたが、寝る訳にはいかない。豊田で大月行きに乗り換える必要があるのだ。まあ後から考えれば高尾まで寝て行ってから乗り換えても座れたのだが、この時はpodcastを聴きながら頑張って起きていた。そして乗り換えても寝る訳にはいかない。乗り過ごしたら計画がパーになるのだ・・・
6:18上野原駅到着。トイレを済ませて、駅前のバス乗り場へ。
ベンチには壮年の男女が2人だけ。話し言葉と肌の色から東南アジアの方のように感じた。数分後、仲間らしき車が迎えに来て、彼らは居なくなった。その後、駅前に自家用車が到着しては人を下ろして去っていくこと2回。バスもタクシーも姿を見せないまま数分が過ぎた。
6:35 目的のバスが到着。乗客は私の他に2人。勿論、ハイカーではなかった。
上画像のように停留所は7つ、十分程街中を走り、本町三丁目バス停へ到着。運賃は150円也。
国道(20号・甲州街道)側のバス停は十字路を渡った数十m先にあった。
不老下行きまであと30分もある!さすがにずっとバス停前に居る訳にもいかないので、数分先のセブンへ。
とりあえずトイレ、個室へGO!
おお、ウォシュレット♪
今朝急いでいたからちゃんと出なかったんだよね~♪
ゆっくり座りながら、スマホのナビでここから上野原駅までの距離をチェックすると、4.2kmと表示された。実は上野原駅からこのバス停まで歩いたyamarecoにもたどり着いていた。たしか小一時間かかっていたように思う。この人はその後、権現山から扇山、百蔵とフルコースを歩いた超健脚さんだった。山道はともかく、さらには往路で舗装道を歩くのは辛すぎる。とてもじゃないが、真似できないよね。乗継で時間をロスしても今回の方法で良かったことにしよう。
トイレを借りたお礼にチャーハンオニギリを買い、レンジで温めてもらった。自作のオニギリはザックに入っていたが、山を歩き出す前にご飯ものを食べておくと安心だ。
定刻にやってきた不老下行きバスには誰も乗っていなかった。これもかずさんのレポと同じだ!
今度は終点なので、安心して寝ていけるが、たった15分しかない。ぼんやり外を眺めているうちにあっという間に人里を離れ、超田舎道へ。
結局貸し切り状態のまま定刻の7:35に不老下バス停に到着。運賃は200円也。
とりあえず、向こうだな。
この道標に従い、右折。
緩く上る
集落にも案内が出ている。
途中で、一休みしている30代位のソロ男性に追いついた。四方津駅から歩いてきたとのこと。ひょっとしてと思い、さらに尋ねるとyamarecoをやっているという。きっとすぐに抜かれますねと話して分かれた。
数分後、お墓に出た。この先が登山口のようだ。
ステッキを出し、ドリンク休憩をしていると先ほどの方に抜かれた。やはり早い!まあこちらはゆっくり行こう。
8:00 登山開始!傾斜もそれほどでもなく、楽ちんな登り道を進んだ。
8:15 お、何かの祠かな。
エアリアを見てみた。なるほど、ここが金比羅大権現か・・・マジックで書いてあるけど(*_*;
勿論デジイチタイム!
ズーム。手前の特徴的な山はどこだろう。エアリアを見たが、よくわからなかった。
方角的に道志付近だろう。
続きます。