尊仏山荘に戻り、2階へ。hasubowさん(ツイッター)、大西さん(ツイッター)、茅ヶ崎さんが片付けをしているところだった。私は毛布の中でジオラインをタイツに履きかえ、布団と毛布を畳んだ。
1階に降りてスタッフさんに挨拶し、出発前にお世話になった談話室をパチリ。
最後のトイレに寄って小用を済ませ、アレルスクリーンを目一杯掛けた。勿論2枚目のマスクは用意しておいたが、マスク無しでも大丈夫なようにと言うわけだ。
それから昨日歩き出しから尊仏山荘に着くまで作動していたYAMAPを起動させた。これを忘れると下山でのルートが記録できないからね。
さぁ出発と思ったときに、すぐ傍にゴツいレンズと三脚をセットした男性を発見。昨日山荘の部屋で話したプロ写真家渡辺明博さん(facebook)だった。せっかくだからと記念写真をお願いした。
丁度hasubowさん、大西さん、茅ヶ崎さんも出てきたので渡辺さんを紹介した。
出発しようとザックを背負ったものの、直ぐにここを離れるのは勿体なく、もう少し撮っていくことにした。
富士の右側には南アルプス。赤石岳と悪沢岳
白嶺三山
上述の3人も大倉尾根を下るようだが、一緒に歩こうとすると遅い私は迷惑をかける。こちらはノンビリ降りることにした。そういえば一昨年のGW、ヨッシーさんと一緒に降りて以来だが、とにかく長いんだよな。
7:28 出発! デカザックはhasubowさん。三脚もレンズも重くて歩きにくいとぼやいていた。
この辺には霜柱があったが、その他はまったく無し。今年はホントに暖冬だね。
この付近から登ってくるハイカーと出会うようになってきた。それにしてもまだ7:30過ぎ、彼らは何時に登り始めたのだろう。
7:46 金冷やしを通過。
少し下って緩く登る。一昨年もここを通っているのだが、すっかり忘れていた。下りだけじゃなかったね。
この付近からは日差しが眩しく、サングラスをかけることにした。サングラスとマスクは両立しない。この日はこれ以降マスク無しで歩いた。
ここからは正面に相模湾が見えるんだよね。
7:58 花立山荘
花立山荘からは長~~~い階段が続く( ̄。 ̄;)
短パン姿でデカイ荷物を背負ったボッカさんが登ってきた。こちらを見つけると「昨日はダイヤモンド富士だったんだろう?」と尋ねてきた。
「ええ、バッチリでした。尊仏山荘の方ですか?」
「ああ、今日で6501回目の塔ノ岳だ」
この付近は歩きにくい。ここでも続々と登ってくるハイカーと出会う
整備された道を進む
8:33 堀山の家。hasubowさん、大西さん、茅ヶ崎さんが休んでいた。
そういえば3時過ぎにアルファ米などを食べてから随分経っている。ここで最後のパンを食べた。
リスタート
この辺も結構傾斜がキツい。登ってくる人はへたばっていた
丹沢らしい道をひたすら進んだ
9:39 見晴茶屋が見えた
トイレを借りようと思ったが、サイフには500円硬貨のみ。使用料金100円のおつりが出るわけも無いので、小屋の中で声をかけた。数分して奥から御主人がやって来た。両替だけでは申し訳ないので、缶コーヒーも一緒に頼んだ。市街地なら120円のものが200円也。苦労して運んでいるのだから当たり前だね。
ここでは尊仏山荘で見かけたベテランさん達が休んでいた。
雑事場ノ平ではグループが休んでいた。ここは止まらずに通過
10:06 一昨年ヨッシーさんとかき氷を食べた観音茶屋はお休みだった。
もう少しでゴール・・・この時間なのに登ってくるハイカーと出会った。彼らは上まで行くつもりなのか?
舗装道へ出た
10:29 ゴール! いやぁ今回も長かった~ 今回のYAMAPはこちら
タントに戻り荷物を整理していると、昨日出発する際に出会ったこちらのお宅のお婆ちゃんと出会った。
「どうでしたか?」
「ええ、キレイでした。楽しんで来ました」
「これを持って行きなさい」とニンジンを頂いた。昨日はデカイキャベツを頂いたというのに。m(_ _)m
お婆ちゃんは家の中へ入っていったが、せめてものお礼にこちらのお宅の入り口にあった無人野菜販売でブロッコリーを買った。
後はとにかく帰るだけだ。勿論復路も一般道優先にして出発したのが10:50頃。
今月9日に御殿場を出たのは7時前だったので246は順調に流れたが、やはりお昼頃は甘くない。所々で渋滞した。途中の吉野屋で昼ご飯休憩をとり、どうにか帰宅したのが14:30過ぎ。いや~疲れたぁ
標高差1200mの大倉尾根は足に来ることは分かっていたが、今回も大変だった。自宅でも、職場の行き帰りでも、とくに階段下りがキツかった。
そして、この筋肉痛が今日土曜日でも残っている。もう50歳、筋肉痛の回復にも時間が掛かるなぁ( ̄。 ̄;)
ところでこの日はマスク無しで3時間弱過ごしたが、帰宅してから花粉症の症状は出ていない。アレルスクリーンのお陰?