毎年恒例だが、4月3,4週は土日の休みが無い。その分、丸一日時間がとれるこの13日の土曜日を楽しみにしていた。しかし、金曜の夜になっても行き先を決められずにいた。(T-T)
結局、百蔵山と扇山に狙いを定めて、23時にベッドへ。ここならバスの時間に縛られないし、今の季節なら花がいっぱいあるだろう
(-.-)(-.-)(-.-)
いや、待てよ。百、扇はもう10回以上行っている。たまには違うところに行きたいな・・・
そうだ、倉岳に行こう!(このフレーズまた使ってみた。)
と思ったのが多分日付が変わった頃だったと思う。何故かこの日は寝付きが悪かった。
(-_-)zzz
5時のアラームははっきり覚えているが、直ぐに起きられず、スヌーズボタンと格闘していた。
ピロピロリン
あれ、なんだっけ、この音は・・・枕元のスマホを見た。
なにぃ、兵庫県で地震!しかも震度6弱だとぉ\(◎o◎)/!
下に降りて、テレビを点けた。幸い18年前のような大惨事にはならなかったようだ。→news
朝食をとりながら、倉岳について調べ始めた・・・
あれ、このレポは丁度去年の今頃だ。そういえばアップされた時に見たな~。
むむ、このレポのトチノキの巨樹も見てみたい。これは楽しみが増えたかも!
さて、大月の天気予報は早朝は一桁気温だが、昼頃には16℃になるようだ。いつものラガーシャツを着て、念のためウィンドブレーカーとフリースをザックに入れていくことにした。そしてこれも念のため、今日もマスク着用だ。油断してくしゃみ地獄に落ちたくは無い(T-T)
(服装はtopの通り)
こうしてぐずぐずしていたので、国分寺を出発したのは7:24になってしまった。車内には高校生も多く、ハイカーは目立たなかった・・・
が、
高尾で十数分待った後に乗り込んだ甲府行きは殆どがハイカー(゜Д゜)、まるで早朝の奥多摩行きのようだった。久々(4週間ぶり)の土曜のだ。どの山も賑わうだろうなぁ
8:34 梁川駅。南側の山々にはピンク色がちらほら、これは楽しみ~♪
トイレに寄り、昨年3月と同じコースを進んだ。勿論(?)イヤホンで永さんを聴きながらだ。先々週はノイズが酷かったが、今日はクリアに永さんや外山さんのおしゃべりを楽しむことができたヾ(^v^)k。
民家の庭(?)にはミツバツツジ!上でも見られるといいなぁ
全く車の通らない舗装道を進み、8:55に唐栗橋登山口へ。そういえば登山届けを作っていない・・・今朝急に決めたしな~、ちょっぴり後悔
スパッツを着け、ステッキとクマ鈴を出した。数分後、男性3人組が追いついてきたが、彼らはこの道を先に進んでいった。
足下を良く見ながら進むが、スミレは殆どが終わりかけだった。昨年3月は残雪の道だったが、今日はまったく雰囲気が違う。沢の音が大きく、ラジオが聞きにくいほどだったが、これはこれで気持ちいい(*⌒▽⌒*)
月夜根沢へ出た。この付近のタチツボはキレイ!登山口よりもここの方が開花が遅いのだろう。
途中で三脚を担いだベテランさんが降りてきた。目的を尋ねるとトチノキの巨樹の返事だった。
さらに場所を尋ねると、「そうだなぁ、ここから15分くらいじゃないか」とのこと、え、そんなに近いの!?
その後、背の高い木々が並ぶ植林帯を進んだ。
スポット光があたりキレイ♪
お、ヒトリシズカ発見(*^o^*)。もっとも、これだけ咲いていると、ちっとも静かじゃなさそうだ。
そうそう、去年もここを通ったよな~・・・ところで誤討伐って何だろう?
この淡い色は・・・葉を見るとナガバノスミレサイシンマルバスミレ、と御指摘がありました。
右はエイザンスミレ。先月教えてもらったのに、なかなか覚えないな~
そういえば、せっかく沢沿いを歩いているんだしね。デジイチタイム~
んん、PLを忘れた。ちょっと明るすぎるかな
後ろから声が聞こえてきた。男性2人組だった。今日同じコースを歩いてきた人たちに初めて出会った。トチノキのことを尋ねると、よく分からないが、もう少し先ではないかとの返事が返ってきた。そういえば、先ほどのベテランさんが話していた15分はとっくに経過していた。
彼らのことをレポに書こうとパチリ。このように沢を何度か渡った。
これは?→ミヤマエイレンソウ、ミヤマエンレイソウと教えて頂きました。花の名前は難しいです・・・
数十m先で先ほどの二人がカメラを上の方に向けている。あれが、トチノキか!
トチノキの大木は上画像の右側に一本、その奥の沢の反対側にもう一本あった。
このレポではすぐ近くまで行って大きさを比較する画像が出ていたが、この大木は相当な急斜面に立っているし、第一私のことを撮ってくれる人が居ない。これは仲間ともう一回こないとダメだな~
ついでにといっては何だが、トチノキの側は日影になっているな。よぉし、デジイチタイム~
リスタート。見上げる新緑が眩しい♪
このトチノキもデカイ(O_O)
エイザンスミレ
お、ニリンソウ♪先月の日影沢以来だが、こっちの方が標高が高いので少し遅く咲き始めたのだろう。
タチツボスミレにしては葉が大きい・・・→オオバタチツボスミレ?ナガバノスミレサイシンと御指摘を頂きました。
10:35 水場に到着。ペットボトルのお茶を飲み、バランスアップをかじって一休み・・・
\(◎o◎)/!
カタクリ見っけ!(誰が見ても分かるところに有ったので、場所を隠しません)
カタクリの側にはナガバノスミレサイシン
夫婦のハイカーが追いついてきた。彼らに場所を譲った。先ほどの二人に追い越されるまで誰にも会わなかったが、段々増えてきた。ここはマイナーなコースだと思っていたが、そんなことは無かったらしい
水場の看板には『立野峠まで15分、倉岳山まで50分』とあったが、さて・・・
薄暗い急坂を登ると今日初めて、展望が開けた。
11:02 立野峠。ここから結構有るんだよな~。どうせCT通りに行けるはずないさ。ノンビリ行こう!
\(◎o◎)/!
南アルプスじゃないか!ここから見えるとはね(^0^)
勿論デジイチタイム~
そしてその数分後・・・
ひゃっほう!富士も見えた!
大分雲が出てきている、ここで、デジイチタイムしておかないと、隠れてしまうパターンだな。これは・・・
アカネスミレ?これを撮っているときに年配のハイカーに抜かれた。
超急坂!しかもザラザラした土で滑りやすい!
スミレを撮りながらこけないように急斜面を登った。
11:41 倉岳山山頂に到着。先客は7,8人。
そういえば先ほどの立野峠から39分ということは、ほぼCT通りの到着だ。写真を撮りながらのんびり来たはずなのに、意外な感じだ。それとも、このCTが甘すぎるのか?
富士はとっくに雲隠れしていた。マスクを付けて登ったという証拠写真を撮ってラーメンタイムにしよう。(画像無し)
北側は雲があまり無く、よく見えている。今日登る予定だった百蔵、扇をパチリ。向こうも賑わっているだろうな~
穴路峠側から2人、3人と次々にハイカーが到着し、段々賑やかになってきた。
食後のコーヒーは美味しいねぇ♪
\(◎o◎)/!
富士にかかっていた雲がとれた!
そういえばここ(倉岳山)に来たのはもう4回目だが、ここから富士を見ることが出来たのは初めてだ。太陽が真上にあるのでライティングはイマイチだが、ラッキーと言えるだろう。
12:27 リスタート
穴路峠に向けて超急下り!(迫力を出すべく大きい画像を貼ってみた)ステッキを伸ばして慎重に降りた。
丁度この時間はラッシュだった。続々と登ってくるハイカーに道を譲った。
この松の木はデカイ(O_O)
おや、あのピンクは・・・ミツバツツジ発見!今朝、住宅街にもあったが、やっぱり山の上で見つけると嬉しいねぇ。デジイチタイム!
12:56 穴路峠
少し登って天神山へ。この頃ラジオは久米さんに変わった。オープニングは女信長について。彼が語るとドラマはとても面白そうに聞こえる。堀井アナは少ししか見なかったが、久米さんの話を聴いただけで満足したと言うほどだった→podcast
百蔵と扇
一端下ってまた登る。
この付近にもミツバツツジがちらほら咲いていた。この付近は来週からGW頃は華やかになりそうだ。
高畑山に向けて最後の登りはまたまた、結構な斜度があった。距離は短いが侮れないコースだ。
途中で見かけた赤色。何だこれ?(右)この急斜面にもスミレ・・・何だろう?→アケボノスミレと教えて頂きました。
ここにもヒトリシズカ!
あと一息・・・
雛鶴峠への分岐を通過して数分後、高畑山の山頂へ。(13:39)
倉岳からここまで十数人に出会ったのだが、ここには誰も居ない。不思議な感じだった。
一応富士は見えているが、この時間は絵にならなかった。
のどを潤すだけにして下山開始。ここからも超急坂!ステッキを伸ばして慎重に降りた。
ここからの倉岳はキレイな形をしている。
この標柱を左(北)へ。薄暗い斜面を下る。
この頃、スポットライト(ゲストコーナー)に登場した女性の話に感動した。
HPから引用
49歳のとき、歯科医院を後輩に譲り、単身、マリへ。
これまでに100ヵ所以上の村を訪れ、井戸掘り、読み書きの教育、
診療所の建設、小中学校の建設、助産婦の育成、女性の職業訓練など
農村の自立のための活動を続けていらっしゃいます。
知識のない人々に急に高度な技術を教えると根付かないため、
そういったアンバランスな支援ではなく「なぜそうなるのか」という過程を教える
地道な努力が必要なんだそうです。
このコーナーに登場する方達は、他の番組には登場したことの無い方が殆どだ。地味だがきらりと光る方達の話を引き出す久米さんの話術と、彼らを見つけてくるスタッフはホントに優秀だと思う。(以前も書いたかな?)
そうそう、7年前に初めて来たときもこの不思議な切り株に驚いたんだよな~
この付近では花はちっとも見つけられなかったが、このデカイ葉っぱが印象的だった。
仙人小屋跡。
数分後、左側が崖になっている道へ出た。ここは日当たりが良く、タチツボスミレがあちこちに咲いていた。
ジグザグに付けられた登山道をひたすら進んだ。
14:43 穴路峠への分岐。かつて石仏があったらしいが、今はケルンが有るだけ。
オシノ沢の左岸を進む。さっさと帰りたいのでデジイチタイムは無し!
鉄の橋を通過。
なんだこりゃ!
小篠貯水池。ヤマブキがキレイ(^0^)
山桜が輝いていた
施設脇の原っぱに咲いていた小さいお花。可愛いね~→スズランスイセンと教えて頂きました。
15:23 ゲートへ。左側の鉄の棒をずらして通過。ここでスパッツを脱ぎ、ステッキとクマ鈴をしまった。
扇山を正面に見て集落の中を進んだ。
昨年3月と同様にカーブミラーをパチリ。
キケマンが群生!
踏切を通過。
甲州街道を進む。
16:01 あれ、ここのデイリーは閉めちゃったのか\(◎o◎)/!
一端鳥沢駅でダイヤをチェック。次は17分後なのでこれなら十分間に合う。甲州街道に戻り、早足で百m程奥に見えていたセブンへ。
駅のホームでカキピーをつまみにお疲れ様の一杯(^0^)
このコースは風呂無しなので、ビールの美味さはイマイチ。でも、これで締めないと非日常を楽しめない気がする。そういえば山行後の一杯は2月以来だった。
16:21にやってきたのは東京行き。乗り換えなくて済むじゃないか(*⌒▽⌒*)
昨日深夜に思いついて決めた倉岳山行き。百蔵や扇に比べて地味な印象しか無く、それほど期待していなかった。それに電車に乗りながらあまりに素晴らしい晴天に、もっと展望の良い山へ行けば良かったかと後悔することもあった。しかし、予想外に多く咲いていたスミレ、そして数多くの花々、おまけにちょっぴりだが富士を見ることが出来た。満足の山行といえよう。
ちょっぴり大き目で春らしいスミレですね。
自分も好きなスミレの一つです。
早速直しました。
にしてもマスクとグラサン。
街中は割りと楽になったんですが
山はマダマダ。ですよね。
実は13日に「例のカタクリ群生地」を
下見したんですが。まだまだ。
今月末ですね。見られるのは。
そろそろ、通勤時間はマスク無しでも良さそうですし・・・
例のカタクリ群生地また行きたいですね。そのときはアノ山の上から富士を見たいな~
のぞむさん、まだ、花粉症ですか?
この時期ですと、檜??まさか、ブタクサは
平気ですよね。マスクしても登れちゃうのぞむさん
ある意味凄いです!
boo
以前アレルギー検査をしてみたら反応が出たのはスギだけだったので、ヒノキはまだ飛んでいるようですが、スギは終わったようですね。
もしかするとこの日も大丈夫だったかもしれないのですが、心配性なものでマスクを付けながらでした。
booさんのように歩きメインの山行は、マスクを付けずに済む来月以降に挑戦しようと思います。
大葉のタチツボはナガバノスミレサイシンの葉っぱがたまたま
ま~るいですね