望の富士山(blog版)

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h26.12.31 平成26年最後のダイヤ富士@忍野村内野 (大晦日その3)

2015-01-03 17:45:32 | ダイヤ富士

到着したパノラマ台ではぴーちゃん(ブログ)が待っていた。

P「お疲れさぁん、随分かかったね。」

N「いや~、最後で道を間違えて、隣の尾根を歩いちゃいました。」

P「あ~、はっはっは」←文字にすると変な感じだが、よく笑うお方だ。

N「今朝話した(レポには書いてないが)ように内野でダイヤになるんですよ。今は富士の山頂に雲がかかっていますが、行ってみませんか?」

山中湖村のHP・ダイヤモンド富士撮影ポイントに『12月31日 忍野村内野 15:41』と載っていた。

ぴーちゃんは場所がよく分からないとのこと。実はこちらもよく分かっていなかったが、「その筋の方」が三脚を設置しているはず、行ってみれば分かるだろうとの読みだった。(相変わらず人任せ)

タントが先行し、ぴー車が後につく形で出発。

出発前はちょっと心配していたが、幸い山中湖畔の交通量はそれほどでも無かった。

内野へ向かう途中、花の都公園には数十人のカメさんが見えた。そういえば一昨年は自分もそのうちの一人だった。

あの辺に行けば確実に真ん中ダイヤをゲットできるかもしれないが、わざわざ駐車料金を払うのも勿体ない。

その数十m奥の細い道にもカメさんが数人、たしかあの辺で撮影するのは地主さんに怒られるはず・・・なんてことを考えながら内野の畑へ。

スピードを落として、周りを探すとそれらしき方は3人発見できた。ただし結構離れた場所にいる。さて、誰が正しいんだ・・・

プッ、プー

ぴー車からクラクションが聞こえた。車を停めて近づき、話を聞いた。

P 「地名が内野とはわからんかったが、ここいらで撮ったんよ。数人のカメラマンが三脚をもって右だ、左だぁちゅ~って、動き回っとったよ」←この三河弁は文字にするとかなり怪しい。

ぴーちゃんが言う昨日の位置を参考にして、10mほど向こうに見える壮年のカメさんの位置を当てにして(?)、ここで撮ることにした。位置を決めている時間はあまり無いのだ。(その瞬間に間に合えば良い訳ではないのです。)

15:22 とにかく三脚を設置した。まだ太陽はあの辺にある。

ぴーちゃんの足下は草履、この後長靴に履き替えた。

15:26 N「だんだん雲がとれてきました。ダイヤ撮れるんじゃ無いですか~」

ここで今朝平野で教えてもらった「明るさをオーバーにすると雪で白い部分が出る」を実行してみた。

今朝、こんなやりとりがあった。

N「ダイヤを狙うときはアンダーで撮ることが多かったんですよ。」

P「アンダーにすると富士はシルエットになるやろ、オレはそれを好かんのよ。明るくして白くなってしまうのは順光だからや、ダイヤは逆光じゃろう」←この三河弁はかなり怪しい。

今回試してみて、この2枚下の画像でその意味を理解できた。(下画像のWBはAUTO、+1.0)

また、今朝の平野まではライブビューを多用するとバッテリーの消耗が早くなることを恐れ、もっぱらファインダーをのぞきながら撮影し、一枚一枚モニターをチェックして写り具合を確認していた。今回はモニターを見ながらWBや明るさを変えるとどう写るのかシャッターを切る前に確認しながら撮ることができた。せっかく一昨年K100SからK30にしたのに、今までそのような使い方をしていなかったのだ。

それに極寒の山中湖ではバッテリーを気にしながらの撮影だったので、先週予備バッテリーを購入した。石和ユースで充電できるので明日以降もバッテリーを気にせず撮ることができる。なぜ、今までやらなかったのだろう。

15:31 WBは日陰、+1.3

N「この影がすごいですね~」

コンデジで撮るとこんな感じ。これはこれでおもしろい。

山頂ズーム。雲の様子がダイナミックだ。WBは日陰、+0.3

まぶしぃ~、WBは太陽、+1.0

15:36 これはおもしろい。WBは曇天、+1.0

P「山頂を外したんじゃ無いか」←三河弁になってないですね。

N「そうかもしれませんね。コロコロダイヤってことにしませんか」

WBは日陰、+0.3

WBは曇天、+0.3

15:44 WBは曇天、+0.7

15:47 WBは曇天、+0.3

十mほど向こうで撮っていた壮年のカメさんはダイヤが終わると、さっさと引き上げていった。

P「照り返しがあるかもしれん。これからが面白いのになぁ」

N「そうですね。期待したいですね。」

日が陰るとどんどん気温が下がっていく。下山して脱いだ山ウェア上下をもう一度着ることにした。

16:03 WBは日陰、+0.3

N「おもしろい雲が出ましたね~」 

N「あれ、彩雲じゃないですか~」

WBや明るさを変えて何枚も撮った。比較的うまくいったのが、WBは日陰、+0.3の設定。

WBは日陰、+1.0

16:11 WBは日陰、+1.0

雲がどんどん変化して、何枚撮っても飽きない。

16:12 WBは日陰、±0

富士と重ねられないが東側の雲の変化もすごかった。広角レンズがあればな~

16:17 WBは日陰、+0.7

この光が広がる様子、なんて表現したら良いのだろうか。来て良かったぁ

16:19 これはコンデジ。この方が広角で撮れるんだよね。

16:20 WBは蛍光灯、+1.0

WBをいじると不思議な色になった。

16:21 WBは日陰、+0.3

P「傘雲やね~」

N「天気が悪くなるってことですね」

出発前に見た河口湖の天気予報では大晦日の夜に雨または雪だったのでそれが当たりそうだと思っていた。そして、初日の出がどうなるのか、心配だった。

16:25 WBは日陰、±0 

この雲が富士の近くにあったらと思うのは贅沢かなぁ

16:33 WBは日陰、+0.3

おっと、このアングルでも撮っておこう。

この後10分ほど粘ったが、暗くなっただけ。この後の雨または雪予報を考えればこれ以上は無理だ。

N「いろいろ教えてもらって勉強になりました。また来年お会いしましょう」

P「気をつけてなぁ」

もう12年目となる石和温泉ユースを目指した。

忍野から137号へ出て、河口湖から標高を上げた。御坂トンネル付近からうっすら路面に光るものが見え、道の脇には除雪された30cmほどの雪があった。(トンネルの最高地点は1000mほど)、地形の関係もあるのだろうが、すっかり真冬の道になっていた。スタッドレスを履いておいて良かった~

ユースに到着したのは18:20頃。前日の電話の際に夕食は18:30からと言われていたが、宿泊手続きを先にし、タントの中を整理し、翌朝の準備をするまで待ってもらった。

夕食はこの通り。毎年おいしくいただいてま~す♪

ニュースでは日付が変わる頃は雪になること、初詣には防寒対策をしっかりしてほしいことを報じていた。

ユースのお風呂は石和温泉を引いている。翌朝(未明)、どうやって動くのか、シュミレーションをしつつ、しっかり暖まって、20:30に消灯。

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