望の富士山(blog版)

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h26.12.31 鉄砲木ノ頭から三国山稜縦走、徒歩でパノラマ台へ (大晦日その2) 

2015-01-03 11:55:43 | 山歩き

自宅で入れてきた分は飲みきってしまった。途中の自販機で缶コーヒーを買い、テルモスへ。

パノラマ台の駐車場はそこそこ車が停まっていたものの、駐車スペースはみつかった。

登山の前におにぎりタイム

富士はくっきり。2年ぶりの鉄砲からの展望が楽しみだ。

昨日紹介したように今日はソールを履き替えた重登山靴のデビュー戦(?)。

鉄砲はスニーカーでも登れる山だが、明日以降の山には雪もあるだろう。その練習も兼ねて履いてみることにした。

8:15 登山開始!

振り返ると富士が見え、デジイチを出したい衝動に駆られたが今は一気に上を目指すことにした。

途中で普段着の若い男性二人に出会った。私の仰々しい格好を見て、「縦走ですか」と尋ねられたので、「4時間くらいですよ」と答えると、「すっげ~」とのつぶやきが聞こえた。ちょっとイイ気分だった。

8:37 到着。20分少々といったところか。荷物が軽ければもっと早く着いたかな。

もちろんデジイチタイム。やっぱりいいねぇ

南アルプスは霞んでいる。気温が高いのか

出発前は石割から大平山方面も候補にあがっていたが、石割は先月行ったばかりだ。また雪が付いた頃に行きたい。

もう十回以上見ている山名標。

『高指山まで2時間』とあるが、私も一昨年booさんが6日に歩いたが、1時間ほどしかかかっていない。

では、『三国山35分』と書かれているこの表示はどうなんだろう。今日初めて試してみるわけだ。

8:54明神峠方面へ下山。ここを下るのは久々だ。

2本のルートがあるように見えるが、左側はV字にえぐれており、歩きにくそうだ。右側を選択した。

霜柱をざくざく踏みながら進む。最近歩いたらしき踏み跡が残っていた。今朝紅タイムの頃、登った猛者がいたかな。

途中でベテランさん二人と出会い、挨拶した。

んん、このロープは・・・つまり今歩いてきたルート(上画像の右)は通ってはいけなかったのか?

9:07 三国峠

最近設置された様子の標柱。ここの標高を気にしたことなどなかったが、パノラマ台が1090mなので、車で数分走ればずいぶん標高を稼げるわけだ。

駐車スペースには車が一台。先ほどのベテランさんのものだろう。

この付近はカチカチに凍っている。さすがにこの標高なので、アイゼンはおいてきたが、大丈夫だろうか。

先ほどの『三国山まで35分』が気になっていた。休まずに三国山を目指した。この付近はちょっと凍っている。

ここは下りにとったことしかなかったが、結構な急坂だったことを覚えている。

でも、ロープが設置されているわけでもないし、登ってみたらそれほどのことはなかった。

9:29 山頂到着。特に急いだわけでもなかったが、ほぼ35分。まぁ標準だろう。

逆に言えば、先ほど見た『高指山 2時間』の表示がどうかしているというわけだ。

朝食が4時前だったので、ここでブランチとも思ったが先は長いのでここではパンを食べるだけにした。

ここに来たのはやさんダマさんと一緒に歩いた4年前の11月以来だ。この山頂から富士が見えることは覚えていた。あのときは黄葉がかなり残っていたが、今日はすっかり葉を落とし、富士を探しやすくなっていた。

次のポイントまで55分か。

9:35 リスタート

 

9:46 ヅナ峠、標柱が新しくなっている。

手作りのアレはもうなくなっちゃったのか。きれいになったけど、寂しいね・・・

枝の間から富士を見ながら淡々と進む。

これも以前はなかったね。

こういう一言ってイイね。いたずら書きぎりぎりだけど。

ここからの富士。葉がある季節は気づかないだろう。発見だ。

一休みしているとき、トレランの男性が到着した。このコースは傾斜もそれほどないので、走るにはちょうどいいだろうな。

10:10 リスタート

左側が開けた。

愛鷹山方面か?

10:20 ササヤブ帯をすすむ。

お、これは残っていた。やさんたちと一緒に見たものだ。うれしいねぇ

※ この絵を描いた岩田さんについて検索してみた。

なんと、この素敵な絵を描いた岩田翁が拘留されたという。これは驚きとともに、怒りを覚えた。

ぜひこちらを見てください。

この付近のブナを見上げるだけで楽しい。

10:43 大洞山山頂。夫婦が休んでいた。

そろそろハラが減ってきた。でも、この山頂はベンチも無いし、展望も無いんだよね。休まず、先へ進むことにした。

お、これはアノ写真を撮った倒木だ。懐かしいな~

ちなみにこの標柱が目印。

そうだ。この先で富士が見えるんだ。楽しみぃ

そうそう、こんな感じで手前に畑尾山があるアングルで撮ったね。

デジイチタイム!

『植生回復中につき中へ入らないこと 山中湖村』の表示があった。

もちろんロープの中へ入りません。8年前の5月は沢山花を見ることができたしね。こうした管理が大切なことは分かっていますよ。

アザミ平

標柱は新しいものに立て替えられていた・・・とこのときは思っていた。

富士が隠れてしまう・・・

11:14 この分岐は覚えているな~

そうそう、やっぱりこの岩田さんが描いた標柱の方がいいよ。

なぜかこの一部分しか撮っていないので、8年前の画像はこちら

 

だいぶハラが減ってきた。しかし、まっすぐ進めば篭坂峠方面。ゴールが墓地になってしまう。やはりランチタイムは展望のイイところにしたい。エアリアに『立山展望台 富士山の展望』とあったし、昨晩チェックしたsannpoさんのレポにも出ていたことを思い出したので、立山を目指すことにした。

登りは25分、たいしたことないさ・・・でも、ハラが減ってきたのでパワーが出ない。アメを舐めながら進んだ。

11:14 畑尾山 何も無いので通過。

おっと油断大敵

11:30 立山東分岐。ゴールの展望台はもうすぐだ。

途中で7,8人のグループに出会った。子供もいてハイカーという雰囲気では無い。篭坂峠方面から来たのか?

アノ先かな~

11:37 お、ここか・・・この標柱は『小山町』とあるだけで、展望台の表示が無い。

周りを探し、ようやくこの標柱を発見。ちょっとわかりにくいな~

せっかく富士の展望台に着いたのだが、富士は雲の中。ま、仕方ない。

とにかくランチタイムだ~

ザックからコッフェル、カモノハシ(水)、カップ麺を出し、火をつけようと思ったとき、異常に気づいた。

このようにガスはあるのだが・・・バーナーが無い!

ザックの中身をすべて出してみたが、やはり無い。どうしたのか?

これ(画像に写っているもの)がそろそろ軽くなってきたので、ちゃんと予備ガスも背負ってきたのだが・・・

絶対に持ってきたはずだ。とにかくタントに戻って調べてみよう。

仕方ないので、パンを一つ、ヨーグルト、ソイジョイを食べて紛らわした。う~ん、暖かいものが食べたかったのになぁ。

せっかく展望台に来たので、富士を撮っておこう。デジイチタイム。

12:14 下山開始。数分で先ほどの立山東分岐へ。

あと1.6kmだ。確か旭日丘のバス停付近にコンビニがあったはず。そこまでがんばろう。

谷間の道を進む。踏み跡も無く、ちょっと心配だったが、ここしか無いだろう。

12:35 メインルートに合流。一安心だ。

12:44 墓地へ到着。先ほど出会ったグループの方が居た。

12:49 ここから舗装道。山道をいくら歩いてもイイが、重登山靴で舗装道を歩くのは憂鬱だよな~

親指を立てて待っていれば、誰かが拾ってくれるか・・・なんて度胸もないのに、そんなことを考えていた。

数分138号沿いを進み、『バス停 近道』の案内を見て右の細い道へ入り、別荘の中を進んだ。

13:13 旭日丘バス停到着。トイレを借りた。売店にはお土産物くらいしか無かったので、受付のおねーちゃんにコンビニの場所を聞いた。

案内の通り、バス停から50mほど西にあるセブンでおにぎりを二つ。ともにレンジで温めてもらった。

昨晩、ここから平野まで行くバスの時刻表はチェックしており、次の便が発車するのは1時間以上先だと分かっていた。8年前はパノラマ台からここ旭日丘まで歩いたのだ。今日だって、いけるさ!

13:20 スタート。






これがまた長~~~~く感じた。やはり重登山靴は舗装道を歩くのに向いていない(>_<)

14:03 『ハイキングコース入口』の表示を見つけ右折。

よぉし、ここから土の道だ。ようやく舗装道歩きから解放される!

こんなところも整備しているのか。

レストラン茶居夢付近で舗装道へ。ここを横断。

もうすぐだ。人の声が聞こえてきた。

あれ、なかなか着かない。一昨年は簡単に着いたのだが、どうしたのだろう・・・

ちょっと(?)間違えたようだ。

あ、月だ。あのなだらかな斜面が鉄砲木ノ頭のはず。とにかく上、人の声のする方へ行けば何とかなるだろう。

子供がはしゃぐ声の方へ進むと、今朝登ったばかりの道へ出た。イメージとしてもっと右(南)を登っていたのだが、それが間違いだった。ヤレヤレ・・・

14:45 ゴール!

続く。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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