望の富士山(blog版)

最新記事は左下ブックマークの望の富士山22をクリックしてください

h30.4.29 静かな三ノ塔尾根から大混雑、大展望の表尾根へ (29日その2) 

2018-05-03 13:30:39 | 山歩き

5:10頃宮ヶ瀬湖を出発し、道幅の狭い道も通りながら246へ出て、大倉駐車場へ着いたのが6時前。ところが、ここは8:00まで開かないこちら参照

GWで1泊なので、お金を払っても正規の駐車場に停めるくらいしか考えていなかった。出発前の下調べが甘かったようだ。

とりあえず路駐できるところでスマホで検索しようかとほんの少し走らせると、駐車場の幟が見えた。どうやら近所の農家が広い庭を提供しているようだ。こちらに気付いて出て来たおばちゃんに2日分1000円を支払い、停めることが出来た。

それにタントを停めた時点でこの臨時駐車場も満車、おばちゃんは幟を片付けていた。大倉駐車場に近いここに停めることが出来、ラッキーだったわけだ。

そういえばスマホのバッテリーの残量が50%少々しかない。昨晩電波オフにするのを忘れていた。車のバッテリーから充電すれば良いが、しばらく時間が必要で、それに今朝は2:30起床で明らかに睡眠不足だ。フロントガラスにサンシェードを付け、アラームを30分後にセットして仮眠。

目覚めたらだいぶ頭がしゃきっとした。そこからザックの中身をもう一度整理し、着替えを済ませ、日焼け止めを塗り、体操を済ませ、出発準備OK。今回は日差しがキツそうだ。出発時点ではサングラスをポケットに入れ、必要な時にかけて歩くことにした。

昨年秋赤岳以来の1泊装備+三脚を詰め込んだザックはズシリと重かった。

7:18 ここに停めたという証拠写真を撮って出発!

この農家駐車場の側から、正規の駐車場まで路駐の車がズラリと並んでいた。8時の入庫を待っているのか、それともここに停めるつもりなのか。関東近郊が殆どだが、中には奈良ナンバーもあった。恐るべしGW!

数十人のハイカーがおそらく大倉尾根を目指すのに逆行して秦野ビジターセンター方面へ進んだ。

大賑わいのビジターセンターで登山届けを提出した。これには大倉から三ノ塔尾根、三ノ塔から表尾根で塔ノ岳、翌日大倉尾根を下山というコースを記入していた。9年前のGWのレポから三ノ塔尾根を登り、昨年体育の日に挫折した大倉尾根に再チャレンジすることに決めたわけだ。

7:28 風の吊り橋で速報をアップ。この付近でラジオを聴き始めた。この頃はイルカさんだったかな。

橋を渡りきったら左折して階段を登る。昨年10月に三の塔尾根を下山しているので、記憶に新しい。

う~ん、見たことあるんだけどなぁ

雑な舗装道の緩い上り坂を進む。

ラジオを聴いていたが、背後から人の気配を感じたと同時にあっという間に抜かれた。あ、こちらが遅いのか( ̄。 ̄;)

この男性の数分後、別の若い男性に抜かれたが、それ以外は静かなものだった。

 8:29 牛首

ここで一回目のオニギリタイム。今朝3時前に食べて以来だし、これからやっと登山道に入るのだ。

食事中に農作業風の軽トラが到着した。そういえば上画像のソロハイカーの他に一人に抜かれただけだ。このコースはホントに静かだ。

8:47 ここから山道へ

植林の中に付けられた登山道。気温は上がってきた感じだが、そこそこ風が有り、ストレスはあまり感じなかった。

斜度はそれ程無いが、単調な登山道を進む。ここで初めて人に出会った。ダブルストックの彼もあっという間に居なくなった。

この付近から急坂が始まった。

大分へばってきた。そろそろ一休みしたい・・・よし、ここに座ろう!

パンを食べながら現在位置を山と高原地図アプリでチェック。まだまだ先だぁ( ̄。 ̄;)

バス利用の方だろうか、この休憩中に4、5人のハイカーに抜かれた。

この先は丹沢らしい木段の登りへ。

タチツボスミレが残っていた。この頃安住を聴き始めた。

さらに斜度がきつくなってきた。

また抜かれた・・・

10:30 少し前から左側に木々の間から富士が見えていた。撮影出来るポイントを探しながら上っていたが、ここが良さそうだ。デジイチタイム! 今朝の宮ヶ瀬湖では日の出時間に霞んでいたが、この時間でも見えたとは、ヾ(^v^)k

ほんの少し上で、

 

この標柱の左側は展望ポイントになっていた。

さらに十分ほど進み、ようやくヤビツ峠からの道に合流した。

分岐から数秒で三ノ塔へ。これが10:41、風の吊り橋から3時間少々かかったわけだ。休み休みだったが、こちらのCT通りだった。まぁこのCTがかなり甘いのだろう。

三ノ塔なので指三本で記念写真

ランチ(?)はお椀で食べるチキンラーメンだったが、具を忘れてしまった( ̄。 ̄;)

幸い麺そのものにチキン風味は残っていたのでそこそこ美味しくいただけた。これとおにぎりを食べればまぁまぁだ。 

ここからはガスガスだった昨年と違い、大展望が拡がる。勿論デジイチタイム!

左は愛鷹山塊。

中央が塔ノ岳、小屋も見えた。

山頂には新しい公衆トイレがあった。ここは洋式でキレイ。汚すのはマズいと座って小用を済ませた。

11:20リスタート。

良い天気だぁ。気温も上がってきたが、適度に風があって歩きやすかった。

ずっと富士がお友達。これが表尾根の良さだね。

下る!

まだ下るぅ!

梯子の下り。慎重に・・・

急下り。ストックを使って慎重に・・・

ここを歩くのは9年ぶりだが、整備が進んでいるように感じた。

ミツバツチグリがキレイ。

ここにもタチツボ

少し登り、11:56に烏尾山へ

ここも多くのハイカーが休んでいた。

デジイチタイム!・・・先ほどの三ノ塔とそれほど変わらないか。

ゴールまで大分あるなぁ

さすがにここは休まずに先へ。

アセビの群生。

ここにもミツバツチグリ

次のピークへの登り

12:30 いよいよ行者岳へ

一つ目のクサリ場。ここは問題なし。

小ピークを越える。

うわぁ、渋滞だぁ( ̄。 ̄;)

待っている間に富士を撮ろう。(コンデジ)

この渋滞の列は下りだけでなく、登りの方も居た。彼らは早朝に塔ノ岳方面から来たのか、いくら何でもヤビツからピストンには早い気がするが、どうなのかな。

また、私の後ろ3人目くらいに小学生男子2人(兄弟)が楽しそうにはしゃいでおり、お母さんが金切り声を上げていた。

彼らもこの先のクサリ場を降りる訳か。いや、子供の方が身が軽いのかな。

少し下がる。

ようやく順番が来るかな。3つ上の画像からここまで23分( ̄。 ̄;)

いよいよ私の番というタイミングでこのクサリを登ってくる人たちが居たので、彼らを待つことにした。

そのうち一人は中学生か小学校高学年くらいに見えたが、彼は器用にスイスイと登ってきて、通過して行った。

さて、今度こそ私の番だ。クサリ場は昨年の赤岳以来、あれを考えればど~ってことは無い・・・筈( ̄。 ̄;)

今回も岩側を向いて足下を探りながら降りた。多少時間は掛かったが、どうにかクリア。

少し先からこのクサリ場をパチリ。

さらに先へ。ちなみに9年前はこれ、その時のままではなく、ごく最近整備された感じだ。

登ってきたコースを振り返る。左は大山、右奥が三ノ塔

先へ

画像に写っているのが上述のハイテンションな子供達。ヘトヘトになっている私をあっという間に追い越して行った。

そういえば彼らは手ぶらだ。お父さん、お母さん、甘やかしすぎではありませんか?

13:28 書策小屋跡。9年間にあった小屋(画像)は更地になっていた。

現在地はこの通り。ここで一休みし、パンを食べた。

リスタート。うわ、小さいリンドウ?

上とは別の株

先ほど下った分を取り返すわけだ( ̄。 ̄;)

よじ登る所もあり、

14:00 新大日へ。ここでは超ハイテンションな東南アジア系の若者グループが居た。

新大日茶屋は廃屋になっていた。(9年前の3月はこの通り)

一休みして先へ。上述のハイテンショングループが記念写真を撮ったりしていた。若者元気だなぁ

このタチツボはちょっと違うような

14:22 木ノ又小屋。上述の若者達がかき氷を頬張っていた。ここは通過。

ヤセ尾根を進む。

え、キクザキイチゲ?

花の写真を撮っている様子の人は居ない。先に行ってもらうことが多かった。

ゴールの尊仏山荘が見えて来た。

赤いリュックは小学生の姉妹。身が軽く、ヘロヘロの私の脇を通り、すいすい登っていった。この子達とお母さんにはポイントポイントで一緒になった。彼女達も尊仏山荘泊まりだった。

14:55 ようやく塔ノ岳へ。9年前はほぼ同時刻に大倉を出て、14:10に着いている。これが9年経ったということだね。多分・・・

標柱との記念撮影は順番待ちだった。このようにサングラスをして歩いていたという証拠写真。

太陽は上に有り、この時間は写欲が湧かなかった。さっさと山荘へ!

続く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。